本屋さんという空間

4 0
日記



ここ数年、本を買う時は殆ど通販を利用しています。


時々は本屋さんに行くのですが、大体は雑誌とかガイドブックとか、そして買いたいものが明確な時が多いですね。


通販は、中身の確認が出来ないのが難点ですが、他人のレビューが見れるのが良いです。

それに種類が恐ろしく多いのも良いです。
通販サイトで見つけた本を実際に内容確認してから買いたい時、本屋さんに行っても取り寄せになるというケースは案外多く、バラエティの豊富さも好きです。



で、今日は久しぶりに目的なく本屋さんに行ってみました。


ま、ちょっと「美しいキモノ」夏号をチェックしてみたかったというのはあるんですけどね(^^;;

パラパラっと見ましたが、私自身は夏キモノにはまだ手が出ないので、雑誌も買うのを止めておきました。


その後、時間があったので、ほん~~とにひさ~~しぶりに本屋さんの中をウロウロしてみました。


大体が、私、本屋さんが近くにないと(行かなくても)ダメなタイプなんです。

読みたいとか調べたいと思った時にさっと行きたいんです。

今は空けてる我が家も徒歩3分のところに大型書店^ ^

今も徒歩10分以内に大型書店2軒^ ^



で、何で今日は本屋さんに行ったことなんかを書いているかと言うと・・・


なんか楽しかったんです♪


いやね、数年前までは目的なく時間がある時は、よく本屋さんに行ってたんですよ。


で、色んな本を手に取ってみるのが楽しくて・・・


本屋さんの店内をウロウロするのが好きなのです^ ^
今日はこの楽しい感覚が久しぶりに蘇りました^ ^


通販に頼るようになってから、又、もうおよそ5年前になる前任地への転勤からこっち、こういう一人遊びを忘れていたな~と・・・


前任地も徒歩10分強のところに大型書店があったんですが、ビルの上層階だったので、何となく行くのが面倒臭くてあまり行かなくて、本屋さんに行くってことが減ったんですよね。



本屋さんで何が楽しいかって、思いもよらないジャンルのところに行って、知らないことが書いてある本を見てみること。
これ、本屋さんという小さな世界でのちょっとした探検になるんです、私にとって・・・


まず背の高い書棚に囲まれた絶壁の世界が、特にひと気のあまり無いコーナーでは隔絶感があって冒険心を掻き立てます。


背の高い書棚に並んでいる真っさらな本たちにランダムに目を移す、じ~っと眺める・・・


目立つ装丁の物、目立つ題名の物、本たちの上下奥行きの凹凸を乗り越えて、目立たないところに敢えて目を遣るのもツウの仕事です(笑)


気になる本を見つけたら、並んでいる新しい本の間からそお~っとそれに右手を掛けて、優しく引き抜きます。


広げた左手の上に乗せて、表紙をじっくり眺めたら、ゆっくりページを開いて、そお~っとそお~っと恐る恐るページをめくる・・・


中に目を通す興奮が同時に沸き起こります。


面白いか?興味をそそるか?・・・それによってかかる時間は違います。


目を通した後は、複数ページにまたがって差し込まれているあの紙、そう、買う時にレジで抜かれるあの紙です。

それの乱れを丁寧に直して静かに閉じて、さっき取った場所に間違えずに、決して両隣の本も本の角も傷つけることなく、丁寧に丁寧にすぅ~っと戻します。


この一連の動作を儀式のように大切に大切に何度も何度も繰り返すのが好きなのです。


何なら、本屋さんにある踏み台に乗って高いところにある本を取り出すなんていう作業はプロっぽくて興奮の極地です^ ^


変人ですよね(^^;;


更に目線の先の人のことも観察するんです。
この静かな空間の中で・・・

この人は、何に興味があるんだろう?

どんな本を探しているのか?

しゃがみこんで真剣に目を通しているその本は?


と・・・その人のバックグラウンドまで想像してしまうんですよね。


今日見た人は、アウトドアな格好をして世界の文化人類学コーナーの本をチェックしていました。


その後ろの男の人は、「奇形」と書かれた表紙の本をチェックしていました。


私ってもしかして変人を通り越してますか?(笑)



残念なのは、最近視力が落ちているので、以前みたいにちょっと遠くでも何という本か見えていたものが、見えなくなっていること。

これが以前との違いで、久しぶりの感覚の中で、遠目が効かなくなっているこの点だけが違っていて、ちょっとショックでした。



で、今日、色々と探索した結果、この本を買いました。






老子とか、ジジイかっ?!って言わないで(^^;;


何となく、これが今の気分でした。



恥ずかしながら、今まで古い中国の思想系の本は、全く読んだことがありませんでした。

漢文が嫌いだったことが影響していると思われます(^^;;


ですがこれ、加島祥造さんという詩人(知りませんでした)によって易しく訳され、詩のように書かれてあって、読みやすくスッと自然に文章と意味が入ってきました。


こういう古い中国の思想の本とか、幾ら訳されていても漢文の教科書みたいな感じでしょう?と今まで毛嫌いしていた自分が残念です。


もう一つ、同じ加島祥造さんによる超訳バージョンの一冊と両手で一冊ずつ持って同じ章を右左読み比べてみました。

結果、超訳は超訳過ぎるのがあっさりし過ぎている感じがして、こちらを選ぶことにしました。



この加島祥造さんという方、齢90歳を超える長老らしく、そういった方の本を、いやそういった方のフィルターを通して詩になった老子を読んでみたかったんです。


これは昨年、やはり高齢であった「世界はうつくしいと」を書かれた長田弘さんの詩と出会っていたく感動したことで、同じく高齢の詩人の書いたものを読んでみたくなったというのが理由です。



そして買って帰ってから、まだ開いていません。


これを持ってポルトガルに行くことにしました♪


あちらに着いて、どこか絶好のロケーションを探して読むまで楽しみにしておこうと思います。


文庫本もあったのですが、綺麗なので持ち歩きづらいのに単行本を選んだのは、雰囲気を大事にしたかったからです。



ふふ、ポルトガルでの楽しみが一つ増えました^ ^





関連記事
スポンサーサイト

4 Comments

Yottitti  

本屋さんに行くと、品ぞろえが違って、いろいろな発見がありますよね
ディスプレイの上手な本屋さんでは、ついつい買いすぎてしまいます
老子って、ずいぶん渋い本を手にされましたね
中国の歴史を築いた一人、日本にも影響を及ぼしただろう人物ですし、読むと面白いでしょうね
私もブログを書きながら、ちょっとずつ勉強したいなと思うところです
Ekaterinaさんも中国にお出かけになるのはいかがでしょうか~

2016/05/22 (Sun) 15:58 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Yottittiさんへ

本屋さんは私にとっては本のテーマパークかも?(笑)
どれもこれも欲しくて、つい買い過ぎてしまいがちになりますよね。

今回買った本を読んで、中国に行きたくなったらどうしましょ!?
って言いながら、ホントに行ってみたいんですよ〜。
具体的に温めている行先がもう数カ所、結構具体的にあるのはあるんですよ。
でも何故だかどうしても一歩踏み出せないんですよね。
これ読んだら踏み出せるかな?^ ^


2016/05/23 (Mon) 15:01 | EDIT | REPLY |   

Bonzofire  

僕もしばらくネットでした本を買っていなかった時期があったのですが、
久しくして本屋を訪れた時には、全く同じ感じがしましたね。
僕も色んな本に目移りして、何時間も本屋さんで時間を過す事ができます。
ただ、僕が悪いのは、、本屋ではそれなりに読めるんですけれど、購入して家に持って帰って来ると、
そこで終わってしまうことですかね。。
旅行中に読書なんて、いい時間の過ごし方ですよね。
昨日ポルトガルから帰国したのですが、、こちらはツアーだったのでそんな余裕は一切ありませんでした。
見所満載はよかったのですが、、そのせいか疲れ果てて、一日中ずうっと寝たままでした!(笑)

2016/05/24 (Tue) 21:08 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Bonzofireさんへ

お〜、昨日お戻りでしたか?!
今日は1日寝て過ごす!疲れていてもなんて幸せな状態なんでしょう。

本屋さんで買った後にその本を読まない
・・・は、実は私もそうなんですよ。情けないから本文では書かなかったのですが、通販で買ったものも買って満足して本棚に鎮座して忘れて読んでいないってのが、何冊もあります。可笑しいですよね(^^;;

それで旅行に持って行って、退屈な機内で読むとか、観光の合間にちょっと座ったベンチで読むとかの方が読めたりするんですよね。
でも誰かと行っているときは、結局読めないことが多いです。

旅行の時、行きの飛行機では、必ずビジネス本とか実用書の勉強系を読むことにしています。
これからの連休は、これを読まなきゃ楽しんではいけないと思うようにしていて、ある意味ノルマです(笑)
帰りは楽しい気持ちが最後まで続くように好きな本を楽しむようにしています(笑)

2016/05/24 (Tue) 21:20 | EDIT | REPLY |   

Add your comment