ポルトガルの空の下28(ポルト:クレリゴス教会)

9 0
ポルトガル2015



マジェスティックカフェを出て、サンタ・カタリーナ通りをドウロ川方面、南側に向かって歩きます。

段々見どころの集まっている方面に近づくことへの胸の高鳴り・・・



あるコーナーに差し掛かかった時・・・ふと、向こうに目をやると・・・


DSC03511.jpg



ドラマティックな光景が飛び込んで来ました。


DSC03514.jpg


向こうに見えるのは、クレリゴス教会とその塔。

そこに至る一本道。

私の足元からまっすぐ伸びる坂の一本道、一緒になって作り出す景色が素晴らしく、こちらに訴えかける迫力が凄かったんです。



真後ろを振り向くと、びっくりするほど美しい教会が空を背景に浮かんでいました。

少し高台に建っていたのは、サント・イルデフォンソ教会。


DSC03516-1.jpg



中は地方の小さな教会といった趣で写真には収めませんでしたが、出口を振り向くとそこには青の世界が広がっていて、とても美しく、思わずカメラを構えてしまいました。


DSC03519.jpg



手をつないだ親子が影絵のようになった微笑ましい光景も見ることが出来ました。


DSC03518.jpg


ここサント・イルデフォンソ教会を青の世界と名付けましょう。





そして・・・外に出るとそこには再びあまりにもドラマティックな景色が広がっていました。


DSC03520.jpg


サント・イルデフォンソ教会は少し高台に建っていることで、先ほどよりもう少し高い位置から坂の方を見ることが出来、更にドラマティックに私の目に映りました。





しばらくこの景色を堪能した後は・・・


この坂を一歩一歩下りてクレリゴス教会に向かいましょう。


DSC03524.jpg



途中見えたのは、美しいリベルダーデ広場。向こうの中央に見えているのは美しい市庁舎です。


DSC03545.jpg


この辺りで、空色をご覧になってお分かりでしょうが、すっかり雨空になってしまっていました。





クレリゴス教会に到着。


DSC03617.jpg


1732年から、塔まで含めると1763年までかかって建築されたバロック教会だそうです。



ここからも来た道を振り向けば、先ほどのサント・イルデフォンソ教会まで美しい景色です。


DSC03548.jpg


中ほどのアズレージョの建物あたりが、この一本道の坂道の底あたり。

この坂道は、V字になっているんです。それが独特のドラマティックな景観を作っているのだと思いました。



ちょっとサイドに回ってみると教会の美しい白壁と共にクレリゴスの塔。


DSC03619.jpg



街のどこからでも見えるこの街のシンボルらしい立派な佇まい。

丘の上の街のシンボルは、こうして見てもそれだけで重厚さを感じるものでした。


DSC03620.jpg



さて、正面に戻って・・・正面X型の階段の間の窓から見えたのは、こちらのマリア様。


DSC03549.jpg


入り口でこの豪華さ・・・内部見学への期待が高まります。





内部・・・

味のある階段、十字架が書かれてあるので踏んで良いのか戸惑います。


DSC03578.jpg



この頃には外はもうすっかり雨・・・


DSC03560.jpg



さて豪華な主礼拝堂の見学を始めます。


DSC03553.jpg



各所にたっぷりと金彩が施された石造りの豪華で立派な礼拝堂でした。

ちょうど聖歌隊が練習をしていて、その美しい歌声が礼拝堂全体に響き渡り、荘厳な雰囲気を味わうことが出来ました。


DSC03564.jpg


私、教会見学の際にかなりの確率で練習を含めたこのような歌声やパイプオルガンといった”教会の音”に出くわすんです。

皆さんはいかがですか?
私、おめでたいタイプなので、いつも出会う度にラッキー♪って運がいいなと思ってるんですが、別に私だけじゃない?・・・^^;


話を戻して、祭壇のトップにおわしたのは、このマリア様・・・?


DSC03570.jpg


豪華な王冠を被った母というより娘といった趣きの女性が、手摺りにでも手をかけてグラビアのポーズみたいに身体を捩りながら、民衆に手を振っているような姿勢・・・この荘厳な空間の中でこの女性(神様)、何かふざけているみたいでちょっと笑いました。


そしてこの礼拝堂は、周囲の回廊が壁の向こうで三層になっていて、所々が劇場のボックス席のように祭壇を見下ろせるようになっています。

豪華だし、天井はドームになっているので音も響くし、本当にコンサートホールとしても良い環境のように思います。

と言っても下の写真のボックス席は、きっと司教様が説教をされる時のお席だと思いますが・・・


DSC03555.jpg



手に触れられる位置にもこんな豪華な金彩の彫刻・・・


DSC03563.jpg



うっとりするような・・・


DSC03573.jpg



見て、このパイプオルガン。


DSC03574.jpg


こういう角度からパイプオルガンを見ることって滅多にないので、こんな風になってるのか~と観察しました。

これも回廊が層になっている、そしてそこに入場出来るおかげです。





さて、塔に上がらせてもらいましょう。


DSC03576.jpg



細い塔の狭い螺旋階段、ポルトガルでは多くのこういったすれ違いの難しい細い階段で信号がついていました。

停止位置があって、信号が青になったら前進です。赤の停止信号の時には、反対から来る人の列がどんどん通り過ぎます。

たまに信号無視の人が居たり、速度の間に合わない人が居ると、途中でぶつかって大行列!ですが・・・

こういった経験は初めてだったので、ポルトガル、なかなか賢い方法を取ってるなって思いながらの観光でした。


その停止位置で見えたのが、教会の塔の鐘。


DSC03581.jpg



鐘を操作する場所も見えて、面白かったです。


DSC03582.jpg



結構な階段を上がってようやくTOPに来ました。(体力の無い人にはこの階段は難しいかもです)


DSC03595.jpg











周囲には信じられない絶景が広がっていました!


DSC03591.jpg



お天気が悪いのが残念!^^;


DSC03587.jpg



だけど、この深い色彩を持った歴史のある古い街・・・厚い雲のかぶさったグレーの空にも似合う街のようです。


DSC03590.jpg



この街は、曇り空の下でもその存在感を失うことはありません。


DSC03589.jpg



いやね、あっちこっち行っては、ここの絶景すごい!!って言ってる私ですが、ここポルトの絶景は本当に素晴らしかったです!


DSC03592.jpg



どこの絶景も本当に美しくて、比べられるものではないのは分かっていますが・・・一つだけ言わせて下さい。


DSC03586.jpg


ポルトガルでは、リスボンよりもここポルトの景色の方が絶対に上だと思います。

(もちろん個人的好みもあると思いますが・・・)



最後は、教会のサイドにある出口からこの通りに出て見学を終了しました。

すっかり雨降り・・・だけど、濡れそぼる街・・・であってもそれもまた雰囲気のある深い深い趣きのある街でした。


DSC03596.jpg



ポルトの観光、続けます・・・




関連記事
スポンサーサイト

9 Comments

ポケ  

聖堂はそこへ至る道からも美しく見えるように造られているといいますが、
この坂道は見事ですね~!!
こういう景色に出会うことがヨーロッパ旅行の神髄なのかなと思います。
素晴らしい街並みがこうやって現代に残っていて、私たちが見られることは本当にありがたいことです。

パイプオルガンは装飾だけでなくパイプの先も見事なアート!
そうそう、教会は一日に何か所も入ったりするので、ミサや合唱に出会うことがたびたびあります。
そういう時は本当にラッキーだな、って思います。音の響きが神秘的ですよね。

茶色の屋根の景色、これ何となくわかります。絶景だと思います。
規模もそうだし、統一感もあるし、建物のビンテージ感もあるし。

青のアズレージョも坂の景色も、ポルトガルすごい!と思いました。
旅行代理店のポルトガルのパンフもEkaterinaYoghurtさんの写真を使えばいいのに。
こんな写真が載っていたら私とっくにポルトガル行っていたかも。

2015/10/11 (Sun) 07:23 | EDIT | REPLY |   

Yottitti  

坂道と石畳のきれいな街並み、思わず、急ぎ足でスキップしたくなりますね
丘の上に建つサント・イルデフォンソ教会も遠めでもアズレージョがきれいだし、教会内の親子連れもあたたかい気分になり、旅行気分も盛り上がります
キリストの街、ポルト、立派な教会が多いですね
教会で聖歌隊に出会ったことはないので、うらやましいです
階段をのぼるのにも、信号があるとは、びっくりですが、合理的で今後そういう風にかわるかもしれませんね

ポルトの街並みって、いろいろな建物が織りなして、すごい味わいがあります
雨が降っても、しっとりした街並みは、味わいがますものです


2015/10/11 (Sun) 21:50 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

ポケさんへ

なるほど参道的な道のある先に教会を作ったのであれば、よく考えられた立地と造りですね〜。
そりゃ美しいはずです。
後世にもちゃんと残していてくれたことに観光客としても感謝ですね^ ^

パイプオルガンも含め全て美しい見た目と合唱という美しい音も同時に楽しませて貰えてラッキーでした。
ポケさんも教会でよく音に出会われるんですね⁉︎持ってますね^ ^

そして絶景は…さすがヨーロッパのスペシャリスト、ポケさん!
なぜ美しいと思うのか?と思っていたんですが、なるほど規模、統一感、ビンテージ感かぁ〜!^ ^
ただ美しいものは美しくて理由は分からなかったんですが、今ようやく分かりました。

ポルトガルの実力は凄かったです!
日本人は、一番遠いヨーロッパであるポルトガルを過小評価しているかもしれませんね。
写真のお上手なポケさんから行ってみたくなる写真と仰っていただくなんて、ホント嬉しいな〜^ ^
いつか行かれてみて下さいね^ ^

2015/10/12 (Mon) 09:11 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Yottitti さんへ

教会を向こうに見ながらこの坂道を一歩一歩下りるとき、何かドラマティックな音楽が耳のあたりで絶えず奏でられていたような…感激とトキメキを覚えながらの散歩でした^ ^

この両サイドからお互い向こうまで見渡せる坂道のそれぞれトップに教会を設置する…素晴らしい街造りだと思います。

教会での音楽…あれ?Yottitti さんはあまり出会われないですか?(^^;;
ポケさんも出会われるというコメントいただいたので、てっきり私だけじゃなかったんだ(^^;;って思ってましたが、Yottitti さんはあんまりなのであれば、これはやはりありがたいことと思わなければなりませんね。
Yottitti さんもいつか教会で音に出会われますように…お祈りしてます。
目と耳で素晴らしい思い出になること間違いなしですよ^ ^

階段の信号があって斬新だったりもするポルトガルですが、やっぱり全体的には古いものを大切に大切にされてきたことが分かる愛すべき国、そしてポルトの街でした。
雨が降っても雰囲気のある街…この日以降、滞在中は、すっかり晴れてくれました。また違った街の表情を見ることが出来て良かったと思います♪

2015/10/12 (Mon) 15:04 | EDIT | REPLY |   

ピキ  

こんにちは、

ほんと素晴らしい。ポルトガルのカラーは、ブルーとゴールドと、屋根の色なんですかね。
リスボンのことは、よくおぼえていなけど、
ちょうどお城と反対方向の高台からの眺めが、気に入っていました。
街も素晴らしいけど、やっぱ、写真技術とセンスがすごいと思います。

2015/10/12 (Mon) 20:17 | EDIT | REPLY |   

ピキ  

すいません、 ここリスボンじゃなくえ、Portoだったんですね。。。汗

2015/10/13 (Tue) 19:49 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

ピキさんへ

すみません…2つもコメントいただいて。

そうですね〜、ブルーとゴールドと屋根の色はこの街のキーカラーでしょうね^ ^
特に屋根の色とブルーがとても美しい調和として目に焼き付いています。

私のポルトガル旅行記をご覧になって思い出が懐かしく蘇ってこられているようで嬉しく思います♪

これからも写真、精進します♪ありがとうございます♪



2015/10/13 (Tue) 21:57 | EDIT | REPLY |   

Bonzofire  

いやあ、素晴らしい光景、素晴らしい写真ですね。
ポケさんもおっしゃるよう、この写真を先に見てたら、、僕もボルトガルに行ってたと思います。。
たくさん感動するもののオンパレードですが、ぼくは、あの青いタイルが教会の外壁に貼り付けてるのがとても印象的です。意味がなんであろうが、いままでたくさん教会は見てきたつもりですが、こんなのはみたことなかった。
雨の写真も素敵です。 また、いい写真をいいところで挟んでいるのにも感動です。
今回の窓越しからみた外の風景、ちょっと前の、空より青のカモメの写真を思い出しました。
とても効果的な写真の配置、、って変な表現だとも思いますが、そう思います。

2015/10/15 (Thu) 22:20 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

bonzofire さんへ

褒めていただき嬉しいです♪

ポルトの光景は、まあ想像以上で…誰が見たって誰が写真撮ったって素晴らしいんです!
是非いつか行かれて下さいね^ ^

アズレージョの教会もホントに素晴らしかったです。
色々あるとは思いますが、空よりも青の教会も今回少し触れた教会も聖書の一部か歴史的なことなどがアズレージョで描かれているようでした。
アズレージョがポルトガルの歴史の中で使われるようになった経緯は分かりませんが、やっぱりお金持ちを誇示出来る象徴でもあったのかな?って思っていました。

以前のカモメの青空の写真もポルトの空なんですよ。

関係ないと思われる写真でも上手く差し込めば、効果的な流れが出来るのかな?
取り上げていただき、自分で思っている以上に効果があるのかも?って…(^^;;
気付かせて下さりありがとうございます♪


2015/10/16 (Fri) 00:11 | EDIT | REPLY |   

Add your comment