フランス旅13(さあ、戦いの朝)

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フランス2014


早起きしたその朝は、
ツンと冷たく澄んだ空気に包まれたビューティフルモーニングでした。





目覚めてすぐにお天気の確認。
ホテルの部屋のベランダから空を仰ぎました。





空は最高のコンディションです!


私も最高のコンディション!!




その日は、待ちに待った・・・


準備に準備を重ねた・・・


シャモニーでのトレイルランニング大会出場の日だったんです^ ^




全ての計画は、この大会に出る為に立てられました。



数ヶ月前から、渡航準備や観光の下調べ、大会のエントリーに参加料の支払いなど・・・


一番大変だったのは、診断書の提出。

フランスとイタリアでは、
こういう大会に出るのに医師の診断書が必要なんです。


まず英語かフランス語の大会の公式Webサイトで、きちんと内容を理解して大会要項を把握することからのスタートでした。


大体は分かるのだけど、細かいニュアンスが難しく・・・

仲間も一緒だから、フランスくんだりにまで行って、
理解してなかったみたい、出場出来ないみたい、ゴメン(^^;;という訳にはいきません。


サイトの隅から隅まで理解をするのに時間がかかりました。


・・・なんですけど、

早く把握してそれで良いか仲間に聞いて、人数分を早くエントリーしなければ、
定員になり次第締め切りですから!(^^;;

そんなに時間はありませんでした。


同時にこの大会を目的とした旅程を考えて大体の予算も仲間に伝える必要がありました。


だから大雑把な航空運賃(なるべく安い便探し)、大体のホテル代の相場、現地の移動費などを調べて、大雑把な旅費を出して、仲間に参加の意思確認をするのが、一度に大仕事でした。


その上でエントリー、支払いを済ませた後に
1ヶ月以内にフランス語での健康に問題ないという医師の診断書を
所定のサイトでアップロードしなければなりませんでした。


これが一番の難関でして・・・


所定のフォームが公式サイトでいくら探しても見つからなかったのですよ。

結局は、数日後に見つかったのですが・・・


で、見つからない内は、きっとフランスのことだから、
フリーフォームに必要事項が記載されてれば良いなんて適当な感じなんでしょう?と推測し、
ありとあらゆるサイトをハシゴして、何となくこういう内容が書いてあればいいのね・・・というところまでたどり着きました。

その後、他の大会のフォームのタイトルの大会名を変更して自作したものを、
大会の担当者にメールで送って見てもらったら、これでオッケーという返答。


その後に公式サイト内で公式フォームをあっさり見つけてしまい、
今までの苦労は徒労に・・・(^^;;


だけど、ここからも困難は続きました。


フランス語の診断書とか、どこに行ったら出してくれるの?ということ。


遠方だけど身内に医師がいるので、聞いてみたら、
大病院に電話してから行けば、大体対応してもらえるはずだと・・・


だけど英語ならまだしもフランス語はね~・・・(^^;;


そこで私、かかりつけ医のところに行って、英語で書いてもらいました。

殆ど私の個人情報と医師と病院の情報の他は、この人、健康問題ないですくらいの内容だったので、英語でも大丈夫なはずと思ったのです。


その後、それを又メールで担当者に送ってオッケーかどうかの返事を待っていたのに、
今度は待てど暮らせど返事がありません。


そこで今度は、パリのフランス人の友人に、この診断書をメールで送って、大会の窓口に電話をして可否を聞いてもらうことにしました。

今度は返事はすぐに来ました。

オッケーでした。


となれば、今度は仲間にフォームと私の診断書をサンプルとして配って、
それぞれお医者さんのところに行って診断書を書いてきてもらわなければなりません。

結果、みんな私の診断書の個別の部分以外、丸写しで面白かったです(^^;;


それを人数分集めて、期限内にアップロードして手続き完了。

期限にけっこうギリギリでした。


これは、インドのビザ取得時の困難にも引けを取らない難易度でした。


これも仲間の分もという責任がなければ、途中で挫折していたことと思います。


ちなみに仲間というのは、
我が職場の仲間で一緒に走っているメンバーです。

4人一緒にお休みを取るので、長期は憚られ、8日間の短いお休みになってしまいました。






この日の大会出場の話からだいぶ脱線しましたが、
ついにこの苦労した大会当日の朝を迎えたのです。


今日のエネルギー源となる朝ごはんは、こちら。





美味しいホットサンドとベリーのジュース。



エネルギーも気力も充ち満ちて、さあホテルを出発です。



シャモニーの町の端っこの方にあるスタート地点までは、
徒歩で数分の距離です。


お、みんな向かってますね~。








朝だというのに、すでに町は出場選手たちであっちもこっちも一杯です。



ちなみにスタート時間は、本来9時でした。


ですけど、何と前日、観光中に私のメールアドレスに
「明日の出発時間は、8時に変更です。午後から降りそうという天気予報を鑑みて」というメールが来ました。


気づいてなくてスタート時間に遅れるという事態にならなくて良かったです。


人の流れに付いて行くとスタート地点に到着しました。





興奮気味の選手たちが続々と集まってきています。


お祭りモード全開で、私の知っている日本の大会よりも華やかに盛り上がっている感じがしました。


だってこんな人まで盛り上げ隊として来ていましたから・・・(^^;;





なぜだか私、このおじさんにやたら絡まれて走る前に集中することをさせてもらえませんでした(^^;;



さあ、いよいよスタートが迫ってきました。


ゼッケンの色ごと数グループに分かれて時間差でスタートです。


一斉のスタートの危険と混乱を回避する為と思われます。


私は3番目か4番目スタートのグループでした。


ドキドキの中、とうとう8時に最初のグループがスタートしました。



だけど、2番目のグループがなかなかスタートしません。


どうしたのかと思っていたら、
一旦解散の後、9時に再スタートとのアナウンス。


聞けば、最初のグループの先頭がコースを間違えてコースアウトしてしばらく走ってしまい、
後続も続いてしまったので、スタート後15分でランナーたちを止めて戻させるとのこと。


何とすでに15分走ったのに止められて、再スタートとか、
私だったら気力が途切れて徒労感で、再スタートなんて出来なかったと思います。


わ~、私のグループじゃなくて良かった~と同時に先頭グループを気の毒に思いながら、一旦退散です。


ていうか、緩いよね~。
さすがフランス。日本だったら考えられない管理体制だと思いました。

小さなシャモニーの町が町ごと盛り上がってお祭りモードの大きな大会なんですけどね・・・(^^;;



ホテル近くに設営されていたスポーツブランドがテントを並べた売店で時間を潰しました。





ここも前日からかなりの盛り上がり具合。



ようやく再度のスタート時間になりました。


はい、今度は無事にスタート出来ました^ ^


ここからは、写真で様子をレポートします。


スタート地点の写真はありません。


がむしゃらに走りながら撮るものだから、
手ぶれしてしまってます。





上り坂ではみんな足が止まります。
この速度なら、手ぶれもしません。





だけど、走るとダメです。

あ、ちなみにカメラは、ペンタックスの
WG3-GPS。

汗をかいても、多少落としても大丈夫なタフカメラです。





こんな山道、ただの登山道。

上りだと、歩きの行列になってしまいます。





上りの速度だと、何とか写真も撮れますが、
上りがあれば、下りもある訳で、さすがに下りの速度では、足元が危なくてカメラを構えることは無理でした。





ゴールまであと2㎞くらいの地点だったかと思います。

平地で、コースが広くなると共に視界がパーっと広がって、
遠くのアルプスの山々が目の前に広がりました。





気持ち良かったです。

絶景を見ながら、良い空気を存分に吸って走り続けます。


正直、日本の一般的なトレランコースよりも走り易いのではないかと思います。


日本の登山道って、森の木々に覆われて、年中地面がジメジメ湿っているところが多いじゃないですか。


それこそが、温暖湿潤気候というのかもしれませんが・・・


こちらでは、地面が乾いていてぬかるまないので、足が軽くて走りやすかったです。

肌で感じる湿気もなく、サラッと走れるのも爽快です。


あと1㎞くらいのところ。





コースの途中も沢山の人に拍手と応援をもらって力になりましたが、
ゴール前ではより沢山の人達が応援しながら迎えてくれました。


ジャパン、ジャパン、アレ、アレ!!

と言われていたように思います。


フランスでは、頑張れ!をアレ!と言うようです。


キツかったけど、楽しい気分のまま、ゴールを切りました。


ゴール後に、気持ちのメダルをいただきました。





こんなおもちゃみたいなものでも意外に嬉しかったです^ ^



4人のメンバー全員無事にゴールを切りました。


全員走り終えてしまえばもう安心です。

海外だし、何かあったら大変と思っていたので、ひとまず肩の荷が下りた思いでした。


タイムを競うほど速くもないし、楽しく走ることが目的でしたが、
大会の雰囲気も終始良かったし、大会参加と走りを楽しく満喫しました。


走後は、仲間みんなのゴールを待ってから、会場の余韻をゆっくり楽しんでから
ホテルに戻りました。


この大会にまつわるレポート内容はまだあるのですが、
長くなってしまったので、続きはまたにしたいと思います。


今日も長いレポートに最後までお付き合い下さりありがとうございました^ ^




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6 Comments

さえ  

NoTitle

こういう目的を持った旅だったんですね!

準備、めちゃめちゃ大変そう、、、みんなの分も、となると更に緊張
しますね。
フランスって適当な割に融通きかなさそうだし(笑)。
おつかれさまでした^^

でもアルプスの山を見ながら走るなんて素敵ですね。

そして気候の違い、土の乾き具合の違いなんかは、やっぱり実際に現地に
行って走ってみたからこそ分かることなんだろうなあって思いました。

2014/10/27 (Mon) 23:46 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

さえさんへ

こんにちは〜^ ^

そうなんです、そもそも走る目的でフランス、シャモニーに行ったのです。

準備は大変でしたが、終わったら、一大プロジェクトをやり遂げたみたいな満足感、達成感、安堵感がありました^ ^

アルプスを見ながらの走りは快適でした。気候の違いはより快適さを増したと思います。
行く前は気温、高度等、随分心配しましたが、特に自分だけじゃないし・・・
出来るだけの下調べと準備をして行ったので、十分過ぎるほどでした。
行って経験してみなければ、分からないものですね。


2014/10/28 (Tue) 08:51 | EDIT | REPLY |   

ボルフィ  

NoTitle

エカテリーナさん♡
お疲れ様でした!
かっこいい!こんな事なさってたんですね。素敵な旅の思い出ですよ〜!
大会出場迄の手続きからして、ご苦労もあったでしょうけど、なかなかここまで出来ないもの。頑張りました印をあげたいです(笑)

2014/10/29 (Wed) 21:48 | EDIT | REPLY |   

bonzofire  

NoTitle

凄いです。 こんな目的があったんですね!
準備も大変だったみたいですが、
その後もハプニングが連続。 
だけど、最後は壮大なアルプスを見ながら、、ですからね。 一生忘れることのないイベントになったのでは?
それに、よくこんなイベントを見つけてきて、また、みんなで「じゃあ行こうか!」ってなったプロセス、学生時代だったら、、とも思いますが、尊敬します!

2014/10/29 (Wed) 22:21 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

ボルフィさんへ

頑張りました印、うれしい♡ありがとうございます。
全てのことが無事に済んだということがホントに一番良かったことでした。
海外の大会で走ったということは又、後年になっても良い思い出として残るのだろうと思います。

2014/10/30 (Thu) 15:47 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

bonzofire さんへ

ホントに一生残る思い出になることと思います。
むしろ準備が大変だったことの方が残るかもしれません(^^;;

この大会はネットサーフィンの産物だったと思います。
出場したいな〜、でも1人は厳しいから、きっと無理だな〜と思っていて、冗談で、こういう大会を見つけてね、出たいのよね〜、まさか行かないよね〜?なんて言ってたら、行く行くってまさかの返事。
そこから転がるように話が進んでという流れでした。
仰るように、まさか現実化するなんて思っていなかったので、修学旅行感覚で楽しかったです。


2014/10/30 (Thu) 15:54 | EDIT | REPLY |   

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