美味しいイタリア旅9(3日目:ボローニャ マッジョーレ広場)

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イタリア2017.6



ネプチューン広場から繋がるようにマッジョーレ広場が有りました。

ここはボローニャ観光の中心みたいなところだと思います。


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何だかイベント中だったようで、大きなスクリーンなんかがあって広場を広いまま見せてもらえませんでした。



広場の反対サイドから。


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ご覧のように広場は色んな建物に囲まれており、そのどれもが立派な建物。

その一部をちょっとご紹介します。


南側に恐らくこの広場で一番の見所、サン・ペトローニオ聖堂。


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こちらは中に入りましたので、後ほど簡単にご紹介したいと思います。



北側に面しているのは、ポデスタ宮。


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12~13世紀頃に建てられ、当初は神聖ローマ帝国が任命した行政長官の館、後に建て替えられたり、統治の変遷によって自治都市になってからは、市民が選出した首長の館になったそうです。



別角度からのポデスタ宮。瀟洒な宮殿ですね。


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角の装飾。草花の彫刻がなされてブロック状に見える石の壁。細工が細かく綺麗で素晴らしいですね。


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南西の角を囲む南側はノタイ宮、西側には時計台を持つアックルージオ宮。このアックルージオ宮は市庁舎になっています。


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このアックルージオ宮、時代を下るごとに北側に向かってどんどん増築され、現在、市庁舎として使われる他、市立美術館、建物をまたがって市立図書館として使われているそうです。



それではちょっとアックルージオ宮に入ってみましたので、少しご紹介。


一般に無料で開放されているエリアの入口は、マッジョーレ広場に面しているこの彫刻のエントランス。


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市立図書館入口は、また別の建物でネプチューン広場の方だと思います。



入ってすぐは、この回廊を持つ中庭。優雅で贅沢ですよね、ヨーロッパの建物っていちいち中庭を作ってあって。


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適当に行けそうな方に行ってみました。


すぐにこの優美でゆるやかな階段。ヨーロッパの美に対する感性と余裕を感じざるを得ません。


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こんな階段を上る時、旅行の醍醐味を感じます。
その昔、ドレスで着飾った令嬢たちも上がっていたことでしょう。こんな想像をしながらの観光は楽しいものです。



上がったフロアは、無料で公開された部分に美術品が置かれて鑑賞することが出来ました。


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好みのものは観ましたが、残念ながらこの日は美術館鑑賞モードではなかったもので、サラッと観て回りました。



こちらのお部屋も無料エリア。宮殿内のこんな豪華なお部屋が無料とは太っ腹です^^


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更に1階上がったところからの景色だったと思います。マッジョーレ広場とは反対サイドの景色ですが、この宮殿が繋がっていて、かなり広いことが分かります。


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こちらは全面に装飾画が施された見事なお部屋。こちらも無料エリアです。


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古い色合いに包まれたこのお部屋、一目で気に入りました。っていうか、ここが無料エリアって・・・嬉しいですよね。



壁に広がる素晴らしいフレスコ画と丁寧に絵の施された木製の格子天井。


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残念なのは、この続き部屋で何かコンベンションらしき会が行われており、関係者が沢山出入りしていたり、警備の人も沢山いたこと。

もっとゆっくり観られたもっと良かったのに・・・



それでは、広場南面のサン・ペトローニア聖堂へ。


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ボローニャの守護聖人、聖ペトロニウスが奉られているそうです。



これ。上半分の装飾がありません。これは未完成のファサードらしいです。


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14世紀末に建て始められて、本当はローマ(バチカン)のサン・ピエトロ大聖堂を凌ぐ大きさの聖堂を建てる計画で始めたそうですが、教皇からその規模を許されず、又、資金面も苦しくなって未完で終わっているそうです。
なので、本来上から見て十字型に作りたかった聖堂は、身廊のみで左右の翼廊がありません。

とはいえせめて玄関であるファサードくらいは装飾華美でなくて良いので、仕上げるくらいは続けられなかったのでしょうか?と思います。



中に入ってみましょう。


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確かに大きな規模の聖堂ですが、ローマのサン・ピエトロ聖堂を凌ぐほどの規模を目指していたって、そんなに大きい感じはしなかったです。


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天蓋付きの祭壇。これは好きな感じです。


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側廊に並ぶ小さな礼拝堂。


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この聖堂は、身廊中央部分よりも側廊の礼拝堂の方が素敵に見えました。


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ステンドグラスも綺麗だし。


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でもここで一番素敵だったのは、この日時計。


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すぐ上の写真。エントランス付近から祭壇に向かって左の側廊方面に斜めにず~っと長く、柱を避けるように何十メートルかに亘って床に引かれた直線。

初めて見たもので・・・これは何?と謎でした。

慌ててその場で調べて、この直線が日時計だと分かりました。1日の中で天井の窓から陽が射し、この線上の一点を照らす瞬間があるそうです。その照らされた線の位置によってその日の日付が分かる仕組みだそうです。

線の終点側からの写真。


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残念ながら、私の行っていた時に線上を照らす光のスポットは見られませんでしたが、とっても興味深いものに出会ったことに感激しつつ、この聖堂を後にしました。





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4 Comments

Yottitti  

アックルージオ宮、優雅ですね
ここは市役所として使われてたりして、街の人にも親しみ深いところなのでしょうね
でも無料とはびっくりですが、昔は無料で入れるところは今よりも多かった気がします

サン・ペトローニア聖堂のファザードが未完というのが素敵
ボローニャの一つの象徴みたいです
サン・ピエトロ大聖堂を凌ぐほどの教会にしようとしてたのはびっくりです
それほど歴史がある街だったとは・・・
ステンドグラスも美しいし、壁画も見事ですね
何より日時計の発見、すごいです
私なら見過ごしてそう

2017/07/13 (Thu) 22:21 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Yottitti さんへ

アックルージオ宮、こんな素敵な宮殿が市庁舎なんて、素晴らしいですよね〜。
そして市民以外にも無料で開放してくれていて太っ腹で感心します。

サン・ペトローニア聖堂、上半分が出来てないっていうのもある意味個性となっていて良いかもですね。
確かにボローニャの象徴でしょう。
ボローニャは、意外にも昔から現代まで力のある都市のようで、何だか今回見直した!って感じでした。
聖堂内の日時計は、何だか自然と目が行く規模だったんですよ。
きっとみんな見つけることが出来ると思います^ ^

2017/07/14 (Fri) 22:18 | EDIT | REPLY |   

bonzofire  

みなさんも指摘されていますが、やはり外壁の下半分が白い大理石調とのコントラストが面白いですね。
内部は礼拝堂を除くと、豪華絢爛が勝っているというより、
ちょっとプロテスタント系なすっきり感が感じられるのは、これはイタリアの北部に位置するからですかね?
日時計、ぼくも教会内で何度か見た記憶があるのですが、
この日取りの光を合わせるために、窓を配置する、、いあやそれには、最初に日時計の位置を考えてから、
建物の配置を考えるのだろうかなど、、すごく興味深いです。

2017/07/15 (Sat) 08:32 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

bonzofireさんへ

そうですね、このサン・ペトローニオ聖堂は、このファサードの個性が見所の一つなのでしょうね。
内部はbonzofireさんもプロテスタント系っぽいと思われますか!?
私もそういう感想で、ドイツと一括りで言うのも何ですが、何だかドイツにありそうって思ったんですよね。
私のイタリア経験はこのボローニャが最北なんですが、ドイツ文化圏もわりと近い辺りなので、やはり何らか影響はありそうですよね。
日時計については、私も全く同じことを思いました。どうやってこんな日時計を作ったのか?上手く柱もかわしての床上の長い直線ですからね。本当に素晴らしいですよね。

2017/07/17 (Mon) 22:40 | EDIT | REPLY |   

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