着物で外出49(墨黒の江戸小紋と相良刺繍の帯でジャズコンサートへ)

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着物と帯



とっても楽しみにしていた日が来ました♪


ジャズコンサートに行って来ました。


装いは、もちろん着物^^

実はこの日に着る着物と帯もとても楽しみにしていたものでした。


初おろしの墨黒色の江戸小紋と相良刺繍の帯。





着物はフィレンツェに行っていた時に・・・欲しい着物があるので、現地でうっかり無駄遣いしてしまったら・・・と言っていた着物です。

その後、クリスマス頃に買いました^^

帯は、昨シーズンの冬に購入しておいたもの。行きつけのお店に行ったら、今入荷してきたものと言って見せてもらったもので、一目惚れで購入しましたが、今まで機会が見つからず付けていませんでした。



ところで着物。江戸小紋。ずっと黒系の江戸小紋の着物が欲しかったんです。
洋服の中に混じっても浮かない感じで着られる着物が欲しかったんですよね。それって黒系の江戸小紋なんじゃないか?と思ってのことでした。

ただ色々ある柄の中でよくある武家の柄の”定め小紋”はかしこまり過ぎるので、普段用からちょっとオシャレしたい時に着用するには面白くないし、かと言って”いわれ小紋”と言われる遊び心のある庶民の着た日常的に身の回りにあるものの色んな柄は、普段用には良いけれど、少しオシャレしたい時、場によっては砕けすぎるような気がするし・・・それにみんながよく着ている柄は嫌だったんですよね。

又、ひとことで黒と言っても色々で、漆黒、烏羽色、鉄黒・・・とかね・・・色んな色合いがあります。

当然価格のこともありますしね・・・


で、なんとなく前から欲しいな~と思いながら時々見ていたんですが、なかなかこれ!といったものが無くて・・・秋頃に行きつけの着物屋さんでようやく出会ったんです。


黒が絶妙な優しい黒、墨黒で、柄は変わりあられです。


共八掛が付いていました。着物の内側の裾に付ける八掛の柄の方が派手という・・・笑
こんな感じこそが江戸の粋って感じがして素敵だと思いました。






斜め下半分が表地、上半分が八掛。歩く時に裾がちょいちょいめくれる時にこの大胆な柄の八掛がチラチラ見えるというのがオシャレだわ~という想像の元、購入を決定しました。






帯は、グレーっぽい白地に相良刺繍で鳥や蝶、お花や植物などがカラフルに表現されています。手が込んでいるし金糸も使われていてとっても綺麗。
刺繍って綺麗ですよね。綺麗な布好きとしては、刺繍も大好物な分野^^






さてコーディネート。この日はコンサートに行くのでちょっとだけ気合が入っていました^^;


帯締めはすぐに決まったんです。同系色のものに・・・帯揚げを迷いました。



これは合っているけど、面白みはないかな?名付けて「安定」






このグリーンは優しい差し色となってとっても綺麗。






黄色のこれも明るさが出て良いと思います。






白、これはすっきりして綺麗だけど、真面目過ぎる?「優等生」って感じ。






赤系を入れてみました。ちょっとぶっ飛んでる感じがしますが、帯締めが完全に馴染み色なので、このくらいでも良いかも?











で、、、、

























結局使ったのは、最後の赤系の帯揚げ。





全身だと写真よりも着物の黒の分量が多いので、このくらい赤い色を入れたくらいが華やかになってちょうと良かったように思いました。
コンサートで周囲に浮かない程度にちょっとオシャレにしたかったし、前帯の向かい合った鳥さんの下のお花2つ(帯締めの下)にちょっと赤色が使われていて、呼応しました。



後ろ姿。お太鼓に柄が綺麗に出ました^^






それは良いんですけど、実はこの帯、袋帯だったんです。

名古屋帯だと思って結び始めたら・・・あらっ、長い・・・これ、袋帯だったんだ!!と気付いた時には、後戻りするにはちょっと時間がなくなってしまっており、そのままグイグイ長く残ったタレをお太鼓の中にむりくり入れ込んで隠しました(笑)


後で外出してから行きつけの着物屋さんに走ってお姉さま(着付けのお免状のある店員さん)に綺麗に直していただきました。


衣紋の抜き具合も上手くいきました。なによりも黒って少々どうかなっていても目立たなくていいですね(笑)






フィレンツェで買ったパイソンバッグを持って^^








ところでジャズのコンサート。

サックス他、ピアノ、コントラバス、ドラムは全員アメリカ人、ジュリアードとかバークリーを出ている凄腕たちが出演。


実は、私、ジャズを聞きに行ったのって殆ど初めてでした。昔、シカゴでジャズを聴きに行ったのが、ジャズの生演奏の最初で最後でした。


最初2~3曲は、何となくピンと来ていなかったんですが・・・聞いている内に段々心地よい感じになっていって、知らない内に着物の足でリズムを踏んでいる自分にびっくりしました。

気がつけば、周囲の人も沢山体をスィングさせている人がいて・・・音楽聞きに行って、こんなにたくさんの人が体を動かしているって初めて見ました。ジャズってこんな感じですか?凄いですね。


やっぱり生の音ってグイグイ響いてきていいもんですね~。

ただ音の大きさのバランスがちょっと悪いかな~と思いました。ドラムの音が大き過ぎる気がしました。
会場の音響のせいもあるかもしれませんが、レコードだとその辺り、音の大きさが上手く調整されていてバランス良く作られているんでしょうね。

バラードになると、ドラムが房状のものを持ってシャー、シャーって音を出すじゃないですか、そのくらいの音の大きさだとちょうど良いって思いました。


最後は「花は咲く」の演奏で終わり。締め括りとしてはとても良かったです。
何だか感激して終わったところでアンコールでもう一曲やってくれたのですが、個人的には、花は咲くで終わりの方が良かったかな。アンコール聞かないで帰って良かったかも^^;







200名くらい入っていたと思われる会場でしたが、黒の着物は浮かなくてやっぱり良かったと思いました。

見つけただけで、着物の人が私の他にもう一人。私と同じく黒の着物に白系の帯をしていらっしゃいましたから、洋楽のコンサートという場面では、今回のコーディネート、まあ正解だったと思って良いかなと思いました。





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10 Comments

Yottitti  

刺繍が入ると高級感がありますよね
見るだけでわかります
そんな帯には古典柄がいいのでしょうけど、小紋もそんなこだわりがあったとは~!
この着物は何でもあわせやすそうです

ジャズも久しく聞いてませんが大人の雰囲気ですよね
やっぱり生演奏はパワフルでエネルギッシュでいいですよね

2017/02/24 (Fri) 20:02 | EDIT | REPLY |   

bonzofire  

おしゃれしてコンサート(それもジャズ!)、、いいですね!
着物は、、ぼく的には、、緑色のが、、、って、もちろん赤色も綺麗です。
ジャズはなにを言ってもライブだと思います。たとえ音のバランスが悪くても!(笑)
、、というのも、ジャズは生で聞くと、もちろん音を体で感じることができる、、のもありますが、
一つ一つの独立した楽器の音色が合わさって音楽を成している、ことがライブであれば聞こえるのが、
CDとかになると、よほど素晴らしいステレオとかでもない限り、音のバランスはよくても、すべて混ざってしまい、
覚えやすいメロディーとかがないと、ただ単にうるさいだけ、、に聞こえ、、まあ、きっとそれが、
なかなかジャズが受け入れられない一番の理由だとも思います。 また、機会があればぜひいってみてください! 

2017/02/25 (Sat) 00:55 | EDIT | REPLY |   

anessa  

紅の帯揚げは正解ですね!
実は江戸小紋って小物次第で色んな顔になる着物
ナイスコーデですね

私もジャズコンサートに着物で行きたいなぁと
密かに企んでいます 笑

2017/02/26 (Sun) 00:14 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

Yottittiさんへ

刺繍は綺麗で高級感も出ますよね。とても素敵で一目惚れでした^^
この江戸小紋は、きっとなんでも合わせられる出番の多い着物になると思います。色としても長く付き合っていけるものとして大切にしたいと思います。

クラシックを聴くのは好きなのですが、ジャズはホントにあんまりわかっておらず、でも何だか心地よいコンサートの時間となりました。
これからも大人の楽しみとして生演奏を聴きに行く余裕を持っていきたいです^^

2017/02/26 (Sun) 13:50 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

bonzofireさんへ

コンサートは、たまの”晴れ”の日でした^^
緑の帯揚げのコーデ、そうなんです、当ててみた時に、あ〜きれい、もうこれに決定だな〜って思っていたんです。
ただ赤を当ててみた時にこっちにしようと思ったのは、洋服だと黒って普通に着ますけど、着物の黒ってこの年齢の人間にもいわゆる”地味”なんですよね。それでやっぱりちょっと赤みを入れて少しでも華やかさを表現したかったんです。
でもbonzofireさんも良いっておっしゃってくださったし、今度グリーンの帯揚げを使ってみたいと思います♪

ジャズのコンサート、行きましたよ^^
ジャズは全くの門外漢ですが、bonzofireさんの音楽関係の記事で興味が出てきたんですよ。リズムを取っている自分にびっくりっていう驚きもあったりと、生音はやっぱり良かったです♪
ドラムの音量の全体とのバランスは、ほんと素人の感覚なんですが、CDの音しか聞いていないからかもしれません^^;
でもちょっと興味が出てきたので、これからも機会があれば聴きに行ってみたいと思います。

2017/02/26 (Sun) 14:13 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

anessaさんへ

anessaさん、こんにちは〜♪
いつもお忙しくされている、、、というか、人生盛り沢山に楽しんでいらっしゃるanessaさんからのコメント、嬉しいです^^

紅の帯揚げ、正解!!??良かった〜〜^^
黒の江戸小紋って地味ですけど、現代的な雰囲気で長く着てあげようと思います。

anessaさんは、ご興味の幅が広くて今度はジャズですね!
ブログでのご報告、楽しみにしています^^
あ、毎日ブログ更新お疲れさまです。毎日拝見してますから、私^^
これからも楽しみにしています♪

2017/02/26 (Sun) 14:21 | EDIT | REPLY |   

さえ  

帯揚げはグリーンも上品でステキだけど、あえて赤にするかなと思ったら
Ekaterinaさんと同じ意見でした♫

でも今回一番いいなーと思ったのは、小紋の裏地!!
歩く時にちらっと見えたら素敵すぎますね~

ルブタンの靴も、ヒールのうしろの赤がちらっと見えるところが
何より素敵だったりするから、同じ感じかなと思いました^^

2017/02/26 (Sun) 17:33 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

さえさんへ

やはり!さえさんと私、好みが似ていますね〜♪
グリーンもいいけど、赤を選ぶ!!嬉しいわ〜♪♪

そして小紋の裏地に反応してくださるとは!!
もうこれこそ江戸(小紋)の粋ってもんじゃないでしょうか。
倹約令が出ても見えないところに凝る江戸の庶民の心意気を纏う感じがしています。
ルブタンのお靴もそうですよね。
チラ見せの色気とでもいうのでしょうか。こんなおしゃれも素敵ですよね〜^^

2017/02/26 (Sun) 22:07 | EDIT | REPLY |   

ポケ  

着物でジャズコンサートとは御洒落ですね~!
美しくて高価そうな帯。
白地に刺繍で、金糸も入って目が惹きつけられますね?
焼き物の絵皿の様に飾っておきたくなる帯ですね。
小紋にもいろいろな種類があって、初めて聞く名前ばかり。

いつもながらコーディネートもさすがです。
パイソンのバック、早速活躍していますね(^^)

2017/03/03 (Fri) 06:44 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

ポケさんへ

ポケさん、たくさんコメントありがとうございます♪

着物を着始めてから、ちょっとしたイベントでも同時に着物を着ていく楽しみがあるので2倍楽しいような気がします^^
帯はお褒めいただきありがとうございます^^一目惚れでした。確かに磁器のお皿の柄でも綺麗そうな柄ですよね。
小紋をはじめ着物の単語は今まで聞いたこともないものばかりですよ^^;日本人なのに・・・日本に住んでいるのに・・・ちゃんと引き継いでいきたいですね。

パイソンのバッグも活躍しています♪コーディネートも気に入る感じで出来て楽しいコンサートとなりました〜^^

2017/03/04 (Sat) 20:57 | EDIT | REPLY |   

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