煌く宝石箱フィレンツェ17(2日目:ヴェッキオ宮2)

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フィレンツェ2016



ヴェッキオ宮後半です。


フィレンツェ旅行の直前に映画「インフェルノ」を観て行きましたから、舞台となったこちらは楽しみな場所でした。

五百人広間。


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幅23m、長さ54m、天井高18mというまさに500人が無理なく入れる大きな広間でした。
元々は議会場だったとのことですが、1500年代半ば頃、コジモ1世がヴァザーリに謁見の間に改装させたそうです。

今現在見られる壁画等の装飾は、そのヴァザーリと彼の弟子による作品で埋め尽くされています。

天井。


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壁画は戦いの絵が描かれています。


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これら壁画の位置には、1500年初頭にミケランジェロとレオナルド・ダ・ヴィンチにより絵画が描かれたそうですが未完でした。
その後、ミケランジェロの絵は無くなってしまいまい、ダ・ヴィンチの絵は残っていたものの、全面にヴァザーリが絵を描き塗りつぶしてしまったとされていましたが、近年、美術史家によりヴァザーリの絵の後ろの空間にダ・ヴィンチの絵が残されているのではないかとされているそうです。

その説の鍵を握る暗号が、この下の写真の右手の絵の中にあるとのことです。


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この暗号については、「インフェルノ」の中にも出てきます。ご興味のある方は、ちょっと調べてみられてはいかがでしょうか^^



ところでこの五百人広場、他の人の旅行記の写真とか「インフェルノ」では、広間の床に立った位置からの景色が多いのですが、この時は、広間の床に立つことは出来ませんでした。

上の広間全体の写真でお分かりの通り、何かのパーティーの準備中で立ち入り不可。写真を撮った広間のベランダへの入場しか許されず・・・


残念です・・・^^;


途中、ステージのモニターのテストで映像がちょっと流れたのですが、スタイリッシュな映像でした。
雰囲気からして恐らくどこかのファッションブランドのパーティーだったのではないかと推測しています。


テーブルとお皿の数を掛け合わせると・・・ホントだ! 500人以上入りますね、この広間、確かに大きい!!



ベランダの壁側には昔の五百人広間の絵が掛かっていました。


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今も昔のまんまですね。



さて、五百人広間を後にして、その他の場所の観光。



ヴェッキオ宮では有名な「ダンテのデスマスク」。


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こんなに生き生きと人物の描かれたフレスコ画のお部屋もありました。


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もはやどこのものだったかは覚えていませんが、美しくて面白い天井画。
間違いなく宗教的な絵に違いないんですが、ピンクの柔らかな布のドレスから片方お乳を出した女性が想像上の動物?と戯れ遊んでいました^^


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厳かで小さな礼拝堂。


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こちらの鮮やかな絵、やはり礼拝堂と思われます。


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1F(ヨーロッパ流に言うとグランドフロア)には小さな美術館エリアが有りました。

昔のフィレンツェの絵など歴史が分かる展示をしていました。


シニョーリア広場とヴェッキオ宮。置かれた銅像など現在と同じ。右手の観覧席みたいなところは、現在趣が変わりレストランになっています。


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ドゥオモ。これも現在も同じ姿。周辺は現在、建物が迫っていてこんなに広くはないと思います。
遠近法の表現で広く見せているだけかも⁈


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フィレンツェの街が城壁に囲まれていたことがよく分かる絵。数々の建物が昔からそのままの姿で現存していることに感動です。当時は今よりも塔が乱立していたんですね。


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この絵は、アルノ河岸からサンタ・トリニタ橋の絵。向こう側の遠方にヴェッキオ宮の塔やドゥオモの丸い屋根も少し見えています。


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橋の左手に私の宿泊しているホテルが描かれて嬉しくなりました^^



上の絵と方角が違って分かり辛いですが、サンタ・トリニタ橋から見た私のホテル。真ん中の白い壁の入口がアーチになっている建物。


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上の絵と同じものがあるのがお分かりでしょうか?左隣の建物の方が大きくて、残っていることが分かり易いかも。



こちらはヴェッキオ宮の入口を背中にシニョーリア広場を描いた絵。


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同じ場所で写真を撮ってみました。


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絵と同じ画角になっていなくて残念ですが、左手に切れている緑の物体はこちらの像。


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上の絵の中には左端にしっかり収まっています。



これらの絵という時代の証拠をこちらで沢山見て、まあよくこれだけそっくりそのまま残っていたものだと感動しきりでした。

絵の中に描かれている建物に宿泊しているということにも感激♪たまたま絵に描かれていて、それを見られてラッキーでもありました。


フィレンツェは戦災には遭わなかったんでしょうかね?・・・日本は戦災に遭って消失してしまった街や景色も多くて残念ですけど、戦災に遭っていなくても今とそんなに変わらない状態で開発して昔の面影はきっと失われていたでしょうね。

それに日本は木造が多かったので石造りの街よりも昔の形を止めることは難しいでしょうしね。戦後の昭和の景色さえ消えつつありますから・・・

フィレンツェ、歴史のある羨ましいくらい素敵な街です♪



さて、楽しみにしていたヴェッキオ宮観光。大満足の観光となりました。

最後のフィレンツェの歴史の分かる地図や絵画のコーナーが、意外にも一番食い入るように見入ってしまう場所となりました。


2回に分けてのヴェッキオ宮のレポート、これで終了です。




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8 Comments

ボルフィ  

エカテリーナさん❤️
う〜ん。じっくり行きたい。インフェルノの世界にどっぷりですよね〜。
余談ですが、映画の中のトムハンクスが何度ダンブラウンごっこをしてもハーバードの教授に見えてこない、、温度差があるように見えるのは私だけでしょうか(笑)

2017/02/06 (Mon) 18:49 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

ボルフィさんへ

ボルフィさんは、フィレンツェはご訪問済みですが、年を経ると・・・また違ったテーマだと、また違った目線で楽しめますよね〜。
またいずれ行かれて下さいね^^
トムハンクスは、教授には確かに見えないかも?^^;でも上手な俳優さんですよね。

2017/02/06 (Mon) 20:43 | EDIT | REPLY |   

ポケ  

五百人広間は、私も丁度訪れる前に見た何かの番組で、ダ・ヴィンチの絵が隠れているかも知れない、ということを知ったのですよ。
なのでわくわくして行ったのを覚えています。
広間に入れなかったのは残念ですが、上からだと絵がより近くで見られて良かったかもしませんね。

戦時、イタリアは白旗を上げるのが早かったので、爆撃被害は少なかったようです。
ドイツと日本はめちゃめちゃにされました。
だけど、ドイツは残された絵や写真から旧市街を戦前と同じように作り直したり、
建物を修復したりして、美しい街並みを今も残していますよね。
ドレスデンの美術館で見た古い街の絵は、フィレンツェと同じように現代のドレスデンとほとんど変わらない様子でした。
日本の木造家屋は石と違って少しも残らず燃えてしまったと思うので、再建は難しかったと思いますが。
けれど、ドイツの木組みの家が火事の後に元の姿と同じように立て直されているのを見ると、
日本人は古い物を残すという意識は薄いのだな、と思いました。
祖先に感謝し、知恵を受け継いで、過去の過ちを繰り返さないのであれば、進化を続けるのも悪いことではないのかな、とも思いますが。

でもやっぱり私は味わい深いヨーロッパの街が好き(^^)

2017/02/07 (Tue) 04:36 | EDIT | REPLY |   

Yottitti  

ヴェッキオ宮、たくさんのパーティテーブルが並んでますね
これまた貴重な経験です
この広間は圧巻ですよね
それにほかのお部屋も見事なフレスコ画で埋め尽くされ、幸せな気分で一杯になりますよね~
デスマスクも欠かさずにご覧になって~、やっぱりインフェルノを追いかけたくなりますよね
美術館には行きそびれてしまいましたが、絵画で見るフィレンツェの街並みは素敵です
ついつい現代と比較もしてみたくなります
Ekaterinaさんが泊まったホテルも描かれてたとは~、それだけでうれしくなりますよね~

私は、ヴェッキオ橋はとても美しいから戦火を免れたという話を読みました
これだけ美しいドゥオーモのある街並みが残ってるのは奇跡ですよね

2017/02/07 (Tue) 17:11 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

ポケさんへ

ダ・ヴィンチの絵、その後に研究は進んでいるのでしょうか⁈
調査の結果、出てきました!なんてニュースを聞いてみたいし、実際存在するなら見てみたいですね。
実は行った時、どの絵に暗号が隠されているか知らなくて、帰ってから知ったのですが、知っていればかなり近い位置で暗号を探せたと思うのに残念です。

ドレスデンの街の再建の話は、確かポケさん、ブログに書かれてましたよね。
そこまでして元に戻そうとする情熱が素晴らしいと思いました。
一方日本は貧しかったせいもあってか安風情の急ごしらえで戦後の立て直しを図ったこともあり、文化の違いもあるかもしれませんが、自慢出来る街づくりまでは手が回らなかったこともあるのかなと思います。
イタリアは確かに早めに降伏したので、被害が大きくならずに済んだのですね。
となると、我慢強いのも良し悪しですね。
それでフィレンツェの街があんなに素晴らしい姿を残しているんだということが分かりました。
教えて下さりありがとうございました!

2017/02/07 (Tue) 21:59 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Yottitti さんへ

確かにこんなパーティー仕様の五百人広間をみるのも珍しい経験で、案外良かったのかもしれませんね^ ^
ヴェッキオ宮の観光中は、あ〜、Yottitti さんのお写真で見たの、これだ〜!と何回も^ ^
それの一つはダンテのデスマスクです。
五百人広間もあんまり知らなかったので、良い予習になりました^ ^
インフェルノは、戻ってからもう一回見たくなりましたね(笑)

美術館にフィレンツェの歴史のわかる絵などがたくさんあって、まさか比較して楽しめるなんて夢にも思わなかったのでびっくりしました。
日本なら、どこでこんな比較が出来るかしら?出来るところは無いですよね。
それだけにフィレンツェの素晴らしさは本当に凄いと思いますね。

ホントに美し過ぎて、敵も火を放てないヴェッキオ橋もドゥオモも人類の宝ですね。
まさに奇跡!奇跡を見られて私たちは幸せですね^ ^

2017/02/07 (Tue) 23:05 | EDIT | REPLY |   

bonzofire  

ポケさんがおっしゃる通り、イタリアで本格的に爆撃にあったのは、ミランくらいじゃないですかね。
一方でドレスデンなんてものすごい空爆だったにもかかわらず、あそこまで再建できたのは、
奇跡、、としか思えませんね。 その点、日本は、、点としてだったら、素晴らしい建物はあったんでしょうけれど、
街並み、、となると、、どうなんだろう、、って感じですかね。
そうです、、フィレンツェなんて、遠景からだと、200年前とほとんど変わっていないんじゃないですかね。
大手町なんて、この15年だけでも、どれだけビルが建ち変えられたことか。。(比べることそのものがおろかですね。)

2017/02/11 (Sat) 20:18 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

Bonzofire さんへ

絵画を見て、数百年前と本当に変わらない景色、街並みなんだって分かり、より感激しました。

ドレスデンの再建のこととか写真は、ポケさんとBonzofire さんが、確か割合近い頃に行かれて拝見して感動したの覚えています。
凄いことですよね。街への愛情と元に戻そうとする執念を感じました。

日本人は、そのあたりについて根本的に考え方が違うのでしょうね。
それに木造は、進化した現在の状況に合わないですよね。

2017/02/12 (Sun) 18:10 | EDIT | REPLY |   

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