忘れもの探しにポルトガル17(コインブラ:新旧サンタ・クララ修道院)

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ポルトガル2016



モンテゴ川の向こうに行ってみましょう。


コインブラの町の中心は、コインブラ大学のある側であると思いますが、川向こうもなかなかのものでしたよ。


川は穏やかに悠々と水を湛えていました。


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渡っているのは、サンタ・クララ橋。振り返れば丘の町、コインブラの素晴らしい景色です。


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橋を渡りきってから、数十メートル歩けば、もう見えてくるのが、この旧サンタ・クララ修道院。


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この旧サンタ・クララ修道院前には広場があって、そこから振り返って見えた景色がこれ。


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旧サンタ・クララ修道院は1286年に建てられたそうですが、洪水の被害が多く17世紀に閉鎖された後は、ずっと荒れ果てていたそうです。


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現在は、修道院遺跡として整備・改修された後ということです。


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ここでご紹介した写真は、全て無料で見れる範囲から撮影したものです。

どこにあるのか分からなかったのですが、おそらく資料館的なものも併設してあったと思われます。
私には、朽ち果てた修道院遺跡はこの程度見られれば十分です。



では、次に向かいましょう。

ここからは正面の丘の上に立つ新サンタ・クララ修道院に向かいます。

旧が何度もの洪水でダメだこりゃ!となり、すぐそばの丘の上に新を建てたそうです。
コインブラの守護聖人のイザベル王妃の棺も旧から新に移されたそうですよ。

ところでイザベル王妃ってポルトガルやスペインの歴史の中でよく出てくる名前ですよね。
何人いるのか?どのイザベルが歴史上の何をしたイザベルなのか?全く分かりません・・・
ややこしいし、そこまで興味ないので調べませんが、ご興味のある方は是非ご自身でどうぞ^^;



さて、新カテドラルは旧の位置から目の前の丘方面、上方を見上げるとすぐそこに見えていますが、かなりの道のりでした。

九十九折、ヘアピンカーブの下の写真のような坂を3本上ったところにありました。


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トレイルランニングとかのトレーニングにはもってこいといった坂ですよ。
健脚じゃないとちょっと辛い坂だと思います。

それでも景色を見ながらゆっくりゆっくり上るのは、私の場合は結構楽しめました。


こんな景色が見えるのです。


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素晴らしい景色でしょ?^^



でもね、上りきったところの新サンタ・クララ修道院の庭からもこんな風に見えますので、途中の景色はショートカットしても良いのです^^;
散歩を好まないとか時間がない方は、車を使ったほうが良いのでしょうね。


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イザベル王妃の像と共に景色。
(空に縦に斜めに入った線は何なんでしょう?他の写真には全く写っていませんので、レンズの汚れではないのですよ。不思議ですね)


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一応、前に回ってイザベル王妃のご尊顔もいただきます。


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話の流れ上、前後しましたが、こちらが新サンタ・クララ修道院のエントランスです。


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先ほどの絶景が見える前庭。


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行った時は、誰もいないしドアが閉まっているし、内部の見学は出来ないのかと思いましたが、端っこの方に見学者の為の入り口がありました。

すぐ上のその上の写真の修道院エントランス写真の左端に工事中のグリーンのネットがかかっているのが見えますが、エントランスの門を入ってすぐ左のこのネットの足組みの下に小さく入り口があったのです。

行かれる方は、分かり辛いのでご参考になればと思います。
私の場合は、その入り口はてっきり工事関係者の出入り口かと思っていたので、危うく見つけられずにこの坂道3本分をただの絶景のみで無駄にしてしまうところでした^^



まずは礼拝堂。

ここ、凄かったです!!まずは金色の正面祭壇。


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私にとってはコインブラで見た教会・礼拝堂の中で一番良かったです!


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まあ、多分に私の気分によるところが大きかったとは思いますが・・・^^;
(絶賛気分盛り下がり中のコインブラへの旅でしたから・・・でもコインブラ滞在中、徐々に気分回復、楽しくなっていました^ ^)


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これがイザベル王妃の棺かしら?と思いながら撮った写真。


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美しいお顔と姿のマリア様?なのか、イザベル王妃?なのか・・・


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お肌もスベスベで博多人形の肌の質感みたい・・・と思ったりして^^


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隅々まで彫刻やペインティングも素晴らしいし。


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こちらが正面祭壇の御本尊様です。マリア様かイザベル様なのか?・・・とにかく黄金に囲まれてすごいです。


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いやここね、事前情報も殆どなく、そんなに期待していなかったんです。

観光の中心地から離れた川向こうで、事実、ここまでの道のりでも内部見学時も他の観光客が私の他に2組程度しかいなくて、見学料はたったの2ユーロだし・・・
受付のお姉さんは、礼拝堂はこちらと個別に案内してくれて、見終わったら声掛けてねって言って、プライベートな誘導をしてくれる程度なものでしたから。


ですけど丘の上の観光客の少ないこの修道院、礼拝堂に入った瞬間、明るい外からだったので暗い礼拝堂に目が慣れるのにちょっとした瞬間が必要だったものの、この金色の祭壇がドドーン!と目の前に現れた時にはびっくりしました。
他の見学者が殆どいなくてヒンヤリして静謐な空間だったことも良かったと思いますが、ちょっと感動しましたね。



そして・・・礼拝堂の次は回廊です。係員のお姉さんのプライベート誘導でした。


回廊の導入部分。


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今回の旅では、ポルトガル内の教会で複数の回廊を見学しました。
前回は、ポルトガル観光の華みたいなリスボンのジェロニモス修道院の回廊のみしか見ていなかったと思います。
今回は、色んなところの回廊を見てみるのが一つの目的(忘れもの探し)でした^^



目の前に現れた回廊、ジャン!!


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そこはひっそりと整えられた女性らしい空間でした。


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回廊の写真って難しくて苦手意識があるのですが、ここを気に入ったこともあり、自分なりには結構好きな写真が撮れました^^


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好き・・・とか、気に入る・・・ってことって大事なことですね。


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回廊自体はあんまり手をかけられている感はないですが・・・


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中庭とその周囲の建物の外観がとても美しい回廊でした。


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よく手入れされたお花たちも四季折々美しく咲くのでしょう。ちょっとした秘密の園って感じがして、秘密を共有したみたいな密やかな嬉しさみたいな気持ちがあったような気がします。


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見学の最後は、このキリスト様とマリア様が見送って下さいました。販売されていました^^


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最後におまけ。

教会などの装飾にある天使たちなどというのは、こういった型にはめられて作られているのですね^^


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事前期待が低かったということはあったと思いますが、この新サンタ・クララ修道院、儲けものをした!って感じの観光となりました。

人が少なくゆっくりと観光出来るし、コインブラに行かれる方には、オススメしたい場所です。


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8 Comments

R  

羨ましいぐらい良いお天気に恵まれましたね。
私の時は、終日小雨模様。しかも微熱に悩まされていたので、橋を渡って対岸に行くのは諦めました。

こんな写真を見てしまうと、絶対にリベンジしなければと思う訳です。
近隣のメアリャーダの仔豚料理も食べ比べてみたいですし、来年2月に家内とリスボンからガリシア地方に行く途中に(天気が良かったら)寄ってみる気になりました。

2016/07/29 (Fri) 21:12 | EDIT | REPLY |   

Yottitti  

丘の斜面に建つ街並み、坂を上るたびに全容が見えてきて、青い空に照らされて美しい街並みです~
街歩きしてると、いろいろな風景に出会えるのがいいですよね

新サンタ・クララ修道院、重厚感があって素敵です
祭壇のすばらしさ、白い大理石と金色の装飾、古き良き教会でポルトガルらしさというのか、ゴシック様式の荘厳さと違い、素朴さがいいです
回廊も女性らしくて素敵です~
ガイドブックで扱いが小さかったりしたら訪れないかもしれないけど、こうして足を運んで素敵な修道院に出会うとすごく気持ちも豊かになりますよね

2016/07/29 (Fri) 22:18 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

Rさんへ

来年2月にはポルトガルとガリシアに行かれるのですね?!羨ましいのは私の方です!
ガリシアは、今回ポルト起点だし行きたくて行程をかなり考えたのですが、断念してしまったところです。Rさんのレポート楽しみにしていますね^^

メアリャーダも子豚料理が有名なのですか?Rさんは食通なのでお料理屋さんは上手に選ばれるのでしょう!
もし行かれたらいずれ私が又行く時、参考にさせていただきたいです!

2016/07/29 (Fri) 22:32 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt  

Yottittiさんへ

ポルトガルの街は、ホント坂道が多い街ばかりです。リスボンもポルトもここ国内第3の街コインブラも。
坂道はきついですが、起伏がある分景色は最高です。
お天気にも恵まれて、思い出に残る絶景と出会えました^^

新サンタ・クララ修道院、おっしゃる通り、ガイドブックでの扱いが小さくて、どうかな〜?と思いながらの訪問でしたが、その事前期待の小ささが良かったような気がします。
女性の名前の付いた修道院ですが、礼拝堂は柱や雰囲気が力強くて、でも回廊の中庭は女性らしくて・・・秘密の園感もあってとっても良かったです♪

2016/07/29 (Fri) 22:42 | EDIT | REPLY |   

bonzofire  

対岸まで歩かれたのですね?さすごの行動力です。
ぼくは端の1/3ぐらいで諦めちゃいました。 もちろん、その先にこんな教会があるとは全然知ってませんでしたが。
とても素晴らしい教会だと思うんですけれど、きっと単にガイドブックでもの扱いが小さいだけで、このような素晴らしい教会ってまだまだたくさんあるんでしょうね。回廊は、一階部分のみはあまり見かけないような気がします。一方中庭は結構大きいみたいですね。で、その通り、被写体が好きになる、、はいい写真を撮る必須条件だと思います。 それにしても、天使の人形(?)は笑っちゃいました。その後の宗教が偶像崇拝を禁止したのがわかるような気がします。(笑)

2016/07/30 (Sat) 08:34 | EDIT | REPLY |   

ポケ  

川岸に見える古い建物は余計に美しいですよね。
ヨーロッパの川はどこも静かでのんびり流れているイメージです。
ポルトガルもやはりそうなのですね。

美しい聖堂にバラも見ごろで良い時期に訪れられましたね。
優しい気持ちにさせてくれそうです。
天使の型には驚きました。全部が手彫りってわけではないのですね~。
お土産などの置物用かしら?それともやはり教会内に祀られているものなのかしら。

2016/07/30 (Sat) 14:01 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

bonzofireさんへ

コインブラって見所がそんなに多いところではないですよね?
川向こうは元々、中心街が綺麗に見えそう!といった理由からでしたが行って良かったです。
ガイドブックの情報は便利な時もあれば、要らぬ固定概念に影響されることもあって良し悪しだなと思うことが多々有ります。
色んな言語で情報を取得すれば、本当に良い場所を見つけられるのでしょうね。
それとやっぱり自分の足で稼ぐこと。これは見つけた喜びも大きいです^ ^

気に入った写真と気に入った場所は殆どイコールなんでしょうね。
ここは中庭がグリーンで綺麗にしてありました。確かに回廊二階なしは珍しいかもですね。
グリーンの庭といい回廊の様式といい、時代の流行や宗派の影響もあったでしょうから、そういった知識もあればより楽しめるのかもしれません^ ^

2016/07/31 (Sun) 15:44 | EDIT | REPLY |   

EkaterinaYoghurt   

ポケさんへ

日本の川と違って陸の広い大地だとゆったりと水を湛えた大きな穏やかな川になるのかなあと思いますね。
アメリカも大きいですけどそうですか?^ ^

ポルトガルはきっと6月っていい時期なんだと思います。お花も綺麗だし、気温は割と高いですが、日本の真夏ほどの不快さはないし、緑も綺麗で・・・あ〜、天国の国の天国な時期かもしれません^ ^

天使たちの型はね・・・面白かったんですけど、ここの観光の最後だったのでちょっと興ざめでした(^^;;
どんな物への用途なのか、ちょっと聞いてみれば良かったです。

2016/07/31 (Sun) 22:04 | EDIT | REPLY |   

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