topimage

2017-08

美味しいイタリア旅21(4日目:ウルビーノでディナー) - 2017.08.19 Sat




ウルビーノのドゥカーレ宮殿の絶景を楽しみながら、丘をぼちぼち下りてきたところには立派な城門がありました。


DSC09960.jpg


この町を囲む城壁に何箇所かある門の内の一つです。



この町の一番栄えているメインストリート、ジュゼッペ・マッジーニ通りが真っ直ぐ続いています。


DSC09961.jpg


DSC09963.jpg


昔、このウルビーノは、東のアドリア海方面に関心が向いていたそうですが、栄えていたルネッサンス時代以降にここから西へとつながる道が作られ、アレッツオなど内陸方面にもつながりが出来るようになったそうです。

ここからアレッツオに向かう道は、いわゆるイタリアの田園の続く丘陵地帯の中の一本道を、のんびり素晴らしい景色のドライブが出来る道です。

17年前に通りました。今は少し変わってしまっているかもしれませんが、イタリアにはこんなに素晴らしい景色もあるのかと感動した美しい思い出として強く残っています。

今回ももし可能であれば、この西への道を辿るコースをバスで通ってみたかったのですが、叶いませんでした。



話を戻します。この城門にはマリア様が祀られていました。


DSC09964.jpg


きっと西方への旅路の無事を祈るような場所だったのだろうな〜と想像しました。



この門を囲む城壁は、上を歩けるようになっていました。


DSC09968.jpg



こんな風に伸びる城壁は、緑の大地と煉瓦色の町を分けていました。


DSC09973.jpg



わざとメインストリートから逸れて、迷路のような町に身を任せてみました。


DSC09966.jpg



上を向けばドゥカーレ宮殿がそびえているし、小さな町なので、迷ってしまって所在不明になるなどということのない町なのです。


DSC09967.jpg



上がったり・・・下りたりしてみました。


DSC09970.jpg



細い路地が多いので、住人の生活音が聞こえてきて、町に親しむような楽しい町歩きでした。


DSC09981.jpg



困ったのは、この階段を下りる道のすぐそばのお家の2階の窓から、きっと高校生くらいの女の子が号泣しながら外に向かって携帯で電話していたんですよ。


DSC09979.jpg


階段の上がその2Fと殆ど同じ高さで近かったので、そんな号泣中の人の真横のようなところを進むのは躊躇しないでもなかったんですが、敢えてそちらに目をやらず、静かに下りて行きました。

恋の悩みだったり、親に叱られて悔しかったりといったことをお友達なんかに相談しているのかな?・・・彼氏と喧嘩でもしているのかな?と想像を巡らせてしまいましたが、人間なんて顔貌は違ってもどこの人も本質は同じなんですよね。



DSC09982.jpg



どこにでもある密やかな生活。


DSC09983.jpg



この古い町散歩、どこに住もうが昔も今も変わらない人間の本質といったことに思いを馳せる機会となりました。


DSC09984.jpg



ドゥカーレ宮殿を見上げる場所に行ったり、また町の路地に迷い込んだりしながら・・・


DSC09976.jpg



ようやくメインストリートに戻ってきました。この古い町で今を生きる人々が沢山。


DSC09985.jpg



こちらは、人気のバールのようです。グラスを片手に夕方の時間に談笑する人々。人生にはこんな風にちょっと楽しい瞬間が必要ですよね。


DSC09990.jpg



さて私は、一回ホテルに戻ってから、お目当のレストランにやってきました。


DSC09994.jpg



恐らくウルビーノきっての名店。ここは、海外の食べ歩き旅行記を書かれているR923さんが絶賛されていたレストランで、行くのをとっても楽しみにしていたのでした。

R923Eさんのブログ



7時のオープンちょうどに行ってみたら、まだオープンしておらず・・・外で少し待ってから中に入りました。

当然一番乗り(笑)


IMG_4208.jpg


この後、続々とお客さんが入ってきました。



暑い日だったので、まずはスパークリングワインを。


IMG_4210.jpg



一番にお店に入ると良いのは、ボトルを目の前で開封してもらって最初のグラスにしてもらえること。


IMG_4209.jpg


ま、全く詳しくないので、この銘柄がどんなものか分からないのですが、DOCGが付いているので、良いワインということと判断しています(笑)

とても繊細で優しい泡が立ち、香りの良いスパークリングワインでした。



続いて出てきたのは、頼んでもいないのにサービスと言って出てきたスープ。


IMG_4212.jpg


もう忘れてしまったのですが、グリーンピースかアスパラのスープでした。


IMG_4214.jpg


深い味でじんわり美味しかった記憶です。



一つ取った後ですが、パンはこんなに沢山出てきたんですよ。


IMG_4215.jpg


パンはどれもいただいてみたかったのですが、これをいただくとお料理がいただけなくなってしまうので、1〜2個だけつまんだだけでした。



1皿目は、ハムの盛り合わせ。


IMG_4218.jpg


全部どんなハムだか説明してくれたのですが、殆ど覚えていません^^;中のどれかが地元ウルビーノのハムでした。
それぞれの味わいが違って、どれも美味しかったですね〜。日本でこれだけのハムを一同にいただくことって、なかなかないので、味比べをしながらワインと一緒にいただいたのが、本当に美味しかったです。

右側のピタパンみたいなのもお腹が膨れるからと手に取らなかったのですが、ハムが終わりにさしかかったところで初めて手を出して、ハムと一緒に口に入れたら・・・まあ、美味しいこと!
ですが、お腹が膨れるので、やはり一切れもいただかず、2〜3口で終わり。



この頃、ドリンクは2杯目へ。

次は赤です。


IMG_4220.jpg


IMG_4219.jpg


美味しかったという以外、味の特徴を思い出せません(笑)でもこれも私が最初のグラスでした。



そしてメインは、これ。牛肉のステーキ。


IMG_4221.jpg


お料理の知識が少なくて、どうやっているのか分かりませんが、まん丸にまとめられたお肉。焼き方はレアでお願いしました。

もうこれ絶品!!脂肪は少なく赤身の多いお肉でしたが、とっても柔らかくて、お肉にしては爽やかな旨味が美味しかったです。

ソースはバルサミコ酢のソース。ソースを付けても付けなくても美味しかったです。



お腹いっぱいになりました。



最後は、エスプレッソ。


IMG_4223.jpg



またサービスだという乾き菓子とパンナコッタが出てきて・・・ウホウホ^^


IMG_4224.jpg


どれもしつこくな甘さで美味しくいただきました。



全てが美味しくて、大満足のウルビーノでのディナーでした。

結局、旅行中、この食事が一番贅沢な食事となりました。トラットリアやオステリアの利用が中心だった旅行中、レストランと呼べるレベルのお店はここだけだったかな?と思います。




スポンサーサイト

美味しいイタリア旅20(4日目:ウルビーノの絶景) - 2017.08.14 Mon




ドゥカーレ宮殿見学の後は、この宮殿の全景を見に行きたいと思います。


その前にちょっと疲れを癒しましょう。

ドゥカーレ宮殿入口正面にあったカフェかバールみたいなところへ。


IMG_4194.jpg



疲れはビタミンCで癒すのが良いですよね。生絞りオレジュー^^


IMG_4198.jpg


ふと紙ナプキンを見ると、1927年の文字が・・・もしかして老舗のカフェでしょうか。


1927年当時の人たちもこの宮殿ビューの景色を見ながらお茶したのかしら?・・・などと想像しながらの休憩タイムは、太陽を燦々と浴びながら・・・^^;


IMG_4196.jpg



さて、絶景ビューポイントに向かいましょう。


17年前の記憶を辿り、行ってみます。道を覚えているかしら??^^



町の中心、レプッブリカ広場を経て・・・ラファエロの生家のある、この下の写真の正面に見える坂道を上がっていきます。


DSC09754-1.jpg


美しい坂道でしょう!



少し上がったところから振り返って。


DSC09881.jpg



随分上の方から振り返って。


DSC09886.jpg


確か小さなワインバーがあって、皆さんグラス片手に談笑しています。こんな和やかさがこの町の雰囲気なんです。



上がりきったところには、ラファエロの記念碑のある小さな公園。


DSC09882.jpg


ラファエロが、恐らくこの町の出身者で一番の有名人でしょうね。



この公園は、町の一番高いところにあって、町の外側の景色がよく見えるんですよ。


DSC09884.jpg



坂道からこの公園に向かって左手に続く道を進みます。
目立つのは車道ですが、私は一見行き止まりに見える公園の脇にある小さな教会前から抜ける小道に進みました。


DSC09887.jpg


低層の小さなお家がカラフルで可愛らしい通りです。



更に細い脇道に逸れてみました。私有地と思われます。ご主人が玄関ベルの修理をしていました。


DSC09890.jpg


ちょっと見えたお庭にはテーブルと椅子が置かれて、絶景が向こうに見えて良い眺めです。羨ましいロケーションでした。



私のいる手前から見えた景色がこれ。


DSC09888.jpg



こんな景色が見えるのですね。


DSC09891.jpg


こんな景色が見えるお家。羨ましいですね。
坂の上のお家なので、ご先祖様は随分苦労されたでしょうけど、今なら車もあるし、絶景のお家で羨ましい限りです。



小道を少し歩いて行くと、程なく視界が広がりました。レジスタンス公園です。真ん中に見えている石垣は、アルボツノス要塞。


DSC09894.jpg



この公園の左手、更に広がる視界がこれ!


DSC09898.jpg



これがウルビーノの町の全景。絶景ではないですか!!?


DSC09900.jpg



そして、この公園がウルビーノの全景が見えるビューポイント。


DSC09901.jpg



堅牢かつ優美で大きな宮殿が横たわり、下町を従えて、まるで緑の海原に浮かぶ巨大な軍艦のようなギュッと凝縮された町がウルビーノ。


DSC09928.jpg



多くの人が腰を下ろしてこの絶景を眺めていました。


DSC09929.jpg



地元の人も観光客も各々のんびりこの景色を楽しんでいましたね。


DSC09902.jpg



ロマンティックなデートスポットでもありますよ^^



一角には、たわわに実ったさくらんぼの房がたっぷりついた木が有りました。


DSC09922.jpg



ちょうどシーズンだったのでしょうね。


DSC09906.jpg



袋を被せないでこんなに成って小鳥や虫が食べてないものなのかしら?
ちょうど良い熟し具合に見えて、私も口に運びたい衝動に駆られましたが、誰かの私物かもしれないし・・・食べてみたい衝動は、・・・遠慮しておきました^^;


DSC09912.jpg



少し歩き回ると、ちょっと野道を抜けたようなところにベンチが2つ並んでいました。


DSC09930.jpg



宮殿の絶景を眺める為のベンチは、野原の中・・・


DSC09931.jpg


いい景色だけど、ここじゃない・・・


いえね、17年前に来た時に、この辺りの絶景ビューのベンチに長く座って友人と語り合ったのをすごく覚えているんですよね。

それってどこだったんだろう?・・・また同じベンチに座って同じ景色を見ながらぼ〜っとしてみたいな〜と思っていたんです。



思い出のベンチを探しに又歩き始めました。


細い野道をもう少し下ったところに・・・有りました。ポツンと一つベンチが。多分ここ、ほぼ間違いなくここ。


DSC09946.jpg


ただね、もっと見通しが良かったような記憶だったんですよね。

少しずつ場所を移動しながら撮った写真は、どれも似たような景色にしか見えないと思いますけど、その場にいた私の記憶の中では他のどの角度でもなくこの角度の記憶で・・・記憶にぴったりハマった感のあった場所なんですが、こんなに手前に緑があった記憶はないんです。

ここじゃないのかな〜?とも思いましたが・・・よく考えれば、17年あれば木々は育つ訳で、視界の邪魔になる大きさになっていてもおかしくないんですよね。


ちょっとベンチに座ってみましたが、緑に遮られて、思い出の景色のままに見えないのは残念でした。いえ、もちろん素晴らしい景色であることには間違いないんですけどね。


DSC09947.jpg



更に野道を進んで、絶景ビューの丘を大方下りてきたところにもベンチを見つけました。


DSC09951.jpg


でもここではないです。記憶の角度と違うのと、ベンチも新しかったから・・・



でも下から見上げる宮殿も迫力があって美しいですね。


DSC09955.jpg



従えている町の家々も同じ色で統一感があってさすが世界遺産の町ですね。


DSC09959.jpg



この世界遺産の景色を見たかったんです。17年を経て、又見たいと思える恋い焦がれた景色。


DSC09958.jpg



今回の旅は、フィレンツェで買物があったのが目的だったと書きましたが、観光の面でのハイライトは、この町を訪れること、この景色を見ることでした。



ようやく見られたこの愛すべき景色。


・・・世界はあまりにも美しい・・・ウルビーノがあまりにも美しいから・・・旅は止められません・・・




美味しいイタリア旅19(4日目:ウルビーノ ドゥカーレ宮殿2) - 2017.08.11 Fri




ドゥカーレ宮殿内部、国立マルケ美術館部分の見学です。

宮殿内部と美術品が、6.5ユーロという安い料金で見学出来ます。



このドゥカーレ宮殿は、名君フェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公の命によって建てたれた、イタリアのルネサンス期の宮殿で最も美しいものの一つということでとても楽しみにしていました。

あんまり覚えていない17年前の訪問でもとっても素晴らしかったという記憶があって、その記憶が本当だったのかどうか確かめることも楽しみの一つでした。


さて、この宮殿を建てたフェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公ですが、小国ウルビーノの君主でありつつ、傭兵隊長としての一面も持ち、こちらの方では負けを知らない名将。
また大変な文化人でもあり、文学、建築、絵画、彫刻などの保護・振興に力を入れたことで、このドゥカーレ宮殿には、当時のアーティスト他、文化人が集まり、この時代にウルビーノの宮廷はヨーロッパで最も洗練されているとも言われるほど優雅なルネサンス文化を花開かせていたそうです。


そのフェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公は、この人。


DSC07242-1.jpg


ウフィツィ美術館に所蔵展示されているあまりにも有名なこの絵の人です。

槍試合で片目を失って、残った片目で視野を確保する為に鼻の付け根を削り取った為に角度の付いた鼻になっているとのことですが、これは史実でしょうか?と思います。


町ごと宮殿の形のような小な山間の町は、このルネサンス時代の繁栄から後世も美しい姿をそのまま残し、長らく理想都市として讃えられてきた、その中心がこのドゥカーレ宮殿です。



DSC09774.jpg



増築や手直しを加えられながらも500年間もその美しさを保った宮殿の細部をご覧下さい。


DSC09785.jpg



まさに「マルケの真珠」にふさわしい町の誉れ高い宮殿でした。


DSC09779.jpg



モンテフェルトロ家の紋章は、鷹だそうです。


DSC09781.jpg

DSC09806_20170811223031f65.jpg



高いところに位置している町を治めている一族に相応しいモチーフだと思いました。



彫刻だったりフレスコ画だったり、ありとあらゆる技法がふんだんにそこかしこに・・・


DSC09790.jpg

DSC09791.jpg



この宮殿は現在、国立マルケ美術館にもなっているほど重要な建物なんですよね。絵画等の美術品も沢山有りました。


DSC09837.jpg

DSC09798.jpg

DSC09843.jpg



こんな田舎の美術館ですが、さすがイタリアの国立!あんまり美術に詳しくない私でも知っている絵も所蔵されていました。作者のはっきりしない「理想の都市」。


DSC09840.jpg



この町で生まれ育ったラファエロによる「貴婦人の肖像(黙っている女)」


DSC09847.jpg



ここからは、とても興味深かった箇所を何箇所かピックアップしてご紹介します。


フェデリコ公の書斎。


DSC09807.jpg



度肝を抜かされるような素晴らしい装飾の小さなお部屋でした。


DSC09813.jpg



床から天井に向かって。


DSC09814.jpg


天井に近い壁面の肖像画もさることながら・・・



目線の高さから下の素晴らしい木工細工の数々。これらはお部屋全体を覆っていて、立体に見えるものも全て平面上の細工なんですよ。


DSC09809.jpg

DSC09811.jpg

DSC09808.jpg

DSC09815.jpg

DSC09810.jpg

DSC09817.jpg


このお部屋は、やはりこの宮殿の見どころだけにポツリポツリとしかいなかった宮殿内部の見学者でしたが、ここだけは混み合っていました。

このお部屋を気に入って、私、何度も何度も進路を戻って来てはこのお部屋に浸っていました。それこそ入り浸り状態(笑)

この書斎で時間を過ごしたであろう名君、フェデリコ・ダ・モンテフェルトロ公。この美しいお部屋で何を、どんなことを考えたり実行したのでしょうね。想像が膨らみます。



ふと見ると向こうに見えるすぐそばのお部屋はまた全く違った美しさ。


DSC09816.jpg



小さな小さな礼拝部屋でした。


DSC09805.jpg


漆喰細工の美しいこと、真っ白いことこの上なし^^



漆喰細工は他にも宮殿内のところどころに華やかに施されていました。天井たち。


DSC09844.jpg

DSC09852.jpg



ついでに可愛らしい天使たちの装飾のついた暖炉。


DSC09841.jpg



フェデリコ公の寝所だそうです。


DSC09793.jpg


いい夢見られそうですね^^



この宮殿の窓から見える周囲の景色もまたこの宮殿見学の醍醐味だと思います。


宮殿の外側。町並みを見下ろす眺めだったり、周囲の緑の大地が見える眺めだったり・・・四季を通じて美しい眺めでしょうね。


DSC09818.jpg

DSC09802.jpg

DSC09819.jpg

DSC09835.jpg



町側の眺め。


DSC09836.jpg



目の前はドゥオモ。


DSC09830.jpg



そしてこちら、「玉座の間」。大きな大きな大広間です。


DSC09829.jpg



壁にはこれまた大きな大きなタペストリーがかかっていて全部で7枚。ラファエロの下絵によるものだそうです。


DSC09831.jpg



タペストリーと人との対比でタペストリーの大きさとこの大広間自体の大きさが想像いただけるでしょうか。


DSC09832.jpg



床の装飾。


DSC09833.jpg



正直、17年前に見学したこの宮殿のことは、この大広間のことしか覚えていませんでした。


DSC09834.jpg


よく覚えていた理由は、その時私達の他に誰もいなくて、その頃はまだ落ち着きがなかった身が軽やかだった私は、ちょっとステップを踏んだり手を広げて踊るように広々としたこの空間を一人占めして見学したことが、とても開放的で気持ち良かったんですよね。それで覚えていました。

今はもうすっかり身が重たくなって落ち着いた大人になったし、他に人もいたので、さすがにステップを踏んだりはしませんが・・・17年越しに何も変わらないここに2度来て、気持ちの持ちようも身体もすっかり変わった自分を見つめることになった・・・自分の内面と向かい合いことになった見学でした。



最後はステンドグラス。


DSC09854.jpg





ありとあらゆる美しいものが集まったこの宮殿。
田舎の町にこれだけのものがあるとは到底想像出来ないようなレベルのものを沢山見ることが出来ました。


そういえば、こちらに来て、古い宗教画って意味分かんないって自覚したのもこの町だったと思い出したことを書き添えておきたいと思います(笑)



本当に美しいマルケの真珠、理想都市の中心的存在の見学でした。


次回の記事でこのドゥオモの素晴らしい外観全貌をお伝え出来ればと思います。


美味しいイタリア旅18(4日目:ウルビーノ ドゥカーレ宮殿1) - 2017.08.07 Mon




ランチ後にドゥカーレ宮殿に戻ってきました。この右側の建物がドゥカーレ宮殿。


DSC09720.jpg



ちょっとした広場の奥が入口になっています。


DSC09721.jpg



さて入りましょう。


DSC09723.jpg



入ってすぐは、この回廊で囲まれた中庭です。


DSC09724.jpg



美しい装飾の施された列柱。


DSC09725.jpg



中庭の片隅にあった古井戸には、古くて美しいアイアンの滑車のついた釣瓶。


DSC09727.jpg



井戸は塞がれていましたが、小な穴から覗き込むと・・・水が張っていました。


DSC09726.jpg



見渡すと、回廊周りに地下方面に穴を開けた入口があったので、足を踏み入れてみました。


DSC09728.jpg



ここは宮殿の地下部分で、この宮殿の人々の生活を司る駆動部分ともいえるであろう場所でした。


DSC09729.jpg



洗濯室、キッチン、馬小屋、倉庫など・・・


DSC09730.jpg



この宮殿地下部分は無料のエリアなのですが、ここが案外面白かったので(私にとって)、今日はこちらをご紹介しますね。

宮殿見学なので、華やかな見学のイメージがあったのですが、案外こういった部分の見学って生活感を感じて面白いものです。



ところでこのドゥカーレ宮殿の外観、全貌はまだご紹介していませんでしたね。

私自身がこの宮殿の外観の全貌を見たのがこの日の夕方だったので、時系列で進めている関係でまた後日のレポートでご紹介したいと思っていますが、ちょっとだけ外観の雰囲気を・・・


DSC09972.jpg


2本の塔。その塔に挟まれてベランダがあります。ここから公爵や令嬢が姿を現して、領民に手を振ったりしていたのでしょうね。

城塞も兼ねていたと思われますから、堅牢な石造りの壁に沢山空いている小な穴たちは、鉄砲で外を狙う穴でしょう。

堅牢ながら優美、この宮殿はイタリアのルネッサンス期の宮殿で最も美しいものの一つだそうです。

事前期待を高めてしまうことになると思いますが、後日ご紹介する宮殿の全貌を楽しみにしておいて下さい。凄いですよ!私、この宮殿の全貌を含む景色を見たくて、この町に再訪したのですもの。



さて、宮殿の地下部分に戻ります。


煉瓦造りの足元が、これだけ削れているのですよ。どれだけの歴史をこの地下で支えてきたのでしょうね。愛おしいです。


DSC09732.jpg



ここは洗濯室。いくら宮殿の洗濯室といっても広いですよね。召使いなど含めて最盛期には500人余りがこの宮殿に暮らしていたそうですから、宮殿全体の衣食住たるや凄い規模であったでしょうね。


DSC09737.jpg



ここは、天窓から降った雨を集めて水を確保するところだったと思います。


DSC09738.jpg



同じくこちらは、お部屋ごと天窓から雨を受けて、床の真ん中の穴に流して使う為の場所。


DSC09739.jpg



ちょっと覚えていないというか最初から分かっていなかったかもしれないのですが、飲み水とそれ以外のお水を分けて集水していたのかもしれませんね。

この山の中の丘の町、標高が485メートルという高さにあって、町中に川らしきものは一切見えなかったので、水の確保は死活問題だったのかもしれませんね。

でも井戸も見ましたから、それなりに掘れば水は確保出来たのかな?

各家庭にも井戸があったのかしら?・・・こんな想像も楽しいものです^^



こちらは公爵様のお風呂。


DSC09743.jpg


いわゆるローマ風呂形式のようでした。

この地下エリア、召使いたちが作業する場所が殆どでしたが、お風呂のエリア周辺のみ公爵様のエリアで、公爵様の居住する上階エリアから、このお風呂エリアに直通の階段が付いていたようです。



トイレ。


DSC09740.jpg



馬小屋だったか馬の道具室だったか・・・


DSC09746.jpg



以上、地下エリアの一部の写真のみでしたが、宮殿見学を華やかな部分のみではなく、実際に人の生活していた場所として捉えることにつながる地下エリアの見学でした。



さあ、地上に戻って宮殿の華やかな部分の見学をしましょう。


DSC09734.jpg




美味しいイタリア旅17(4日目:ウルビーノのパスタランチ) - 2017.08.04 Fri




早朝から午前中、うろうろ散歩をしている内にお腹が空いてきました。

朝がカプチーノと小さなクロワッサンのみでしたから・・・


この日は、このウルビーノで一番の観光スポットであろうドゥカーレ宮殿を観光することにしていたのですが、内部は大規模で時間がかかると思われますので、先にランチにしましょう。



ガイドブックで目を付けておいた1400年代の建物の中にあるレストランに行きました。


DSC09758.jpg


町の最大のメインストリートであるジュゼッペ・マッジーニ通り、町の中心レプッブリカ広場からほんの20~30メートルほど下りたところに有りました。



この伝統的な感じ・・・入る前から美味しいって分かる佇まいです。


DSC09759.jpg


まだ12時過ぎだった為、すんなり入れました。



店内はこんな感じ。1400年代、建てられた当時のこの館が何に使われていたのかは分かりませんし、このレストランがいつからここでレストランをしていたかも分かりませんが、何百年も前の人もこの眺めの中で談笑していたんだろうな~と思うと、ただ食事をするだけではない楽しさもありますよね。


IMG_4171.jpg



お店のおじさんもこのお店の雰囲気にピッタリの期待を裏切らない風貌の優しい方。


IMG_4169.jpg



お水。ヨーロッパの炭酸水は美味しいですよね。


IMG_4170.jpg



この日、デブリン(イタリアで豊満食生活を送っていた私は、この時既にデブへの道を真っしぐら。この時EkaterinaYoghurt改め名前をデブリンと自称・・笑)は、サイドディッシュにサラダ。


IMG_4173.jpg



いえね、野菜はいただきたいものの・・・
高級店は分かりませんが、サラダを頼むとバルサミコ酢とオリーブオイルと塩胡椒が出てきて自分で味付けするこのスタイルを私は好まなくて・・・


IMG_4172.jpg


というのが、味は大好きなんですよ。でもこれなら自宅でも出来るわけですよ。
昔、イタリアの経験の少なかった頃はこのスタイルも珍しくて面白かったですが、現地のシェフの作ったドレッシングのかかったサラダをいただいてみたいじゃないですか。

でもなかなかそういったサラダに出会わないし、つい現地でしかいただけなさそうなメニューを選ぶと、どうしてもフレッシュなお野菜が少なくなっていたので、ここでは敢えてシンプルなサラダを。



この日の主食はパスタ。それもローカルのパスタをいただくことを楽しみにしていたんです。


頼んだのはこれ。


IMG_4174.jpg


アルミホイルに包まれたパスタ。

全く想像出来なかった形で出てきてびっくり^^



こちらはメニュー上から5番目のストロッツァプリーティ・カルトッチョというパスタです。


IMG_4178_20170804150007688.jpg


何かローカルパスタをいただきたいとお店のおじさんに相談したところ、これを勧められました。



アルミホイルを開けてみたらこれ。


IMG_4175.jpg


ぷ~んと良い香りがしてとっても美味しそう♪


ひねったショートパスタがストロッツァプリーティ、カルトッチョって何を指しているのか分かりませんでしたが、包むという意味らしいです。
なので、見たまんまの名前のパスタだったんですね。



黒っぽくレバーみたいに見える塊は、ブラウンマッシュルームです。


IMG_4176_2017080414282165a.jpg


メニュー選びの際にあんまり意識していなかったのですが、トリュフが入っていて、目には見えないので細かく砕かれているのでしょうが香りがプンプン。

パスタの食感も良く、クリームが入ったラグーソースは塩分もちょうど良く、きのこ類の旨味が全体に行き渡っていて、口に運ぶほどに美味しく、もっともっとと舌が欲しがる美味しさでした。

この量をペロッと食べちゃった後もまだ欲しかったくらい・・・笑


そういえば、このウルビーノ辺りはトリュフが有名な土地だったことを思い出しました。
17年前に来たとき、車に乗って郊外のレストランでトリュフ尽くしのランチをいただいたんでした。

今回のトリュフ経験まで、正直トリュフってそんなに美味しくて珍重して食べたいもの??って思っていた私でしたが、この美味しい(形も見えない)パスタの香りが良過ぎて、初めてトリュフの威力、魅力を知った気がします。
このランチ後、午後いっぱい鼻腔に残るトリュフの香りを心地よく楽しみながら観光をしたのが良い思い出です^^


ところでストロッツァプリーティというパスタは、このマルケ州、エミリアロマーニャ州、ウンブリア州やサンマリノ共和国辺りでポピュラーなパスタだそうです。

ショートパスタってロングパスタに比べてモチモチ感とか粘りが弱くて、今まで食感があまり好みでないものが多いといった印象でしたが、このストロッツァプリーティは、モチモチで小麦の香りと甘みが美味しかったですね~。
ちょっとショートパスタを見直した経験でした^^



大満足でお会計を済ませて、この後ドゥカーレ宮殿の観光に向かいます。


IMG_4177_20170804142822e2d.jpg



ちょっと疲れたので、今日はここで終わり。ランチの報告のみでした^^;



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

EkaterinaYoghurt

Author:EkaterinaYoghurt
ようこそ!旅行が大好きです。
好奇心旺盛!!
人生を楽しく送りたいです♪♪♪
「気高く美しく・・アラフォー女のひとりごと」からブログタイトル変更しました。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

未分類 (7)
日記 (246)
ジョギング (15)
美味しい!! (104)
着物と帯 (65)
カメラ・写真 (23)
Gym (17)
映画 (20)
旅行 (543)
海外旅行 (20)
イタリア旅行2009 (19)
英国ドライブ旅行2008 (20)
ハワイ2007 (2)
ブエノスアイレス2006 (5)
釜山 (6)
パリ (4)
パリ2 (9)
奈良京都旅行 (15)
アムステルダム2010 (25)
ヘルシンキ2011 (11)
角館 (6)
バルセロナ2011 (4)
ムンバイ旅行2012 (17)
フランクフルト2012 (7)
プラハ2012 (31)
インド2013 (44)
バンコク (0)
京都 (16)
阿蘇 (2)
吹屋 (1)
倉敷 (1)
シチリア2nd(2013) (27)
ラスベガス (4)
フランス2014 (33)
カトマンズ2014 (19)
ポルトガル2015 (54)
イスタンブール2015 (23)
ポルトガル2016 (42)
鳥取県 大山2016 (7)
フィレンツェ2016 (37)
シエナ2016 (10)
イタリア2017 (21)
マンション購入話 (33)
政治についてひとこと (11)
女として (12)
美容 (5)
ファッション (7)

月別アーカイブ

FC2ブログランキング

クリック!

FC2Blog Ranking

カウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

最新トラックバック

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示