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2017-04

日本のピンクシティー:岡山県高梁市「吹屋」 - 2013.06.28 Fri

インドのピンクシティーのレポートに続き、
ピンクシティーつながりで5月に行った日本のピンクシティー、
岡山県高梁市成羽町の「吹屋」というところをレポートします。

吹屋は小さい町なので、シティーというよりはタウン、
もしくはヴィレッジかもしれません^^;


場所はこちら↓





まず行き方ね。


JR岡山駅からJR伯備線に乗り換えて、大体50分くらい?
私達は倉敷から行ったので大体40分弱、特急なら23分で着くところに
備中高梁駅というのが有ります。




この駅前すぐそばにバスセンターが有りまして、
吹屋行きに乗ると50分ほどで到着です。


午前も午後も数便しかなかったので日帰りならば、
行きと帰りのバス時間の把握が必要。
計画を持って行くべきでしょう。


バスの道中は、ホントに田舎の風景。
田舎風景がひさびさの人ならば、様々な車窓の風景を楽しみながら、
50分なんてあっという間、楽しく過ごせると思います。




バスは、どんどん山の中を上へ上へとくねくね進んで行きます。
こんな山の中に来ちゃったら、普通ならあとは峠を越えて・・・
みたいな道ですが・・・




こんなところに到着。




ここは標高550mのところらしいですよ。

近くの吉岡銅山というところからの緑青を使ってベンガラ製造をして
大成功を収めた地ということです。

↓ベンガラを使って染めた反物など・・・



ベンガラとは赤色顔料で陶磁器の赤絵輪島塗などの漆器、
家屋、船舶などの塗料に使われていたそうです。



山の中に突然、古くて立派な家々の街並が登場して
知らなければびっくりすること間違い無しの佇まいです。


ほんの数百メートルの一本道が主な見どころ
(先ほどの写真から繋がっている道)
昔なら、この道がメインストリートの“銀座”みたいな道だったはず・・・

ピンクの壁の町でしょう?




中でも、この「片岡家」が代表的なベンガラ製造で成功したお家で、
今は立派なお家の内部を公開してくれています。




内部は広くて、昔の贅沢なお家。




もちろん内部の建具にはベンガラを塗っていて、
往時はとても美しいお家だったでしょうね。




お庭は今も美しく保たれ・・・




階段箪笥は、普通階段の横から開閉するものが多いと思っていたのに、
このように上がったり降りたりする面からの開閉とか・・・
珍しいものも有りました。




母屋より奥の方には工場、作業場などが有り、
ベンガラ製造工程の説明なども有って・・・



広いお宅の中をたっぷり楽しめました。


これは見応えがあるのに確か、かなりのお安い金額で見学出来たと記憶しています。
すぐ目の前の分家格のお家との共通券でした。



ここからはカメラで撮った町の様子を紹介しますね。


ここは昔旅館だったというお土産屋さん。
蔵もあって立派でしょう?




何しろこの町は、
銅山を開発した住友、後年、開発を引き継いだ三菱がここで財を成して
これを原動力として日本の財閥になっていったというすごい場所。


ピンクでしょう?




屋根もピンクを塗っていたのかな?
赤瓦ではないのに気持ち赤っぽく見えます。




昔はもっと真っ赤(ピンク)な町だったでしょうね。




今も昔の立派な財産を守って生活している人達がいます。

喫茶店・・・




ここは酒屋さん・・・




郵便局・・・雰囲気たっぷり。




これだけの家々を保存して街並を維持するのって大変でしょうね。





すこし脇道に逸れたところに
県指定重要文化財の「吹屋小学校」がありました。

1900年着工の立派な学校。
それはもう地元が財力を結集して造ったものだと思います。

こんな田舎に似つかわしくないほど立派。
今はもう使われていなくて来年どうにかするとか言ってたけど・・・




きちんと保存して有効に使われるといいと思います。




町中は、ギョッとするような建物や看板は一つも無くて、
住人達や行政がきちんと守ろうとしている姿勢がよく表れていました。


美しい町でした。



山の中にいきなり出現というのも又良い。

桃源郷というのはおかしいかもしれないけど、
昔は山の中のここだけ、かなり栄えて賑やかで周囲と一線を画していたでしょうね。





私達は、足が無かったので行けませんでしたが、
この町から車で1時間ほどのところに「広兼邸」という
映画「八つ墓村」のロケで使われた昔の庄屋、
こちらも銅山とベンガラで成功した立派なお家があるということです。



で、私達、午前の11:00頃、この町に着いたと思います。

お昼ご飯は、この町の中の食堂でこんなうどん定食をいただいて・・・
(これが意外に美味しかった^^)




ゆっくり歩いて町を堪能しても14:00台には見尽して、
帰りのバスを待つばかりになったので、一件の喫茶店に入りました。

こんな内装の雰囲気ばっちりのお店。




ここを1人で切り盛りしているのが85歳って仰ったかな~?

とっても元気で品の良いキレイなおばあさん。
色んな昔話とかご自身のお話をしてくれました。

おかげであっという間にバス待ちの時間が潰せたほど・・・


私達の去り際には・・・
一人暮らしのお年寄り、私達に親しみを感じてくれたのでしょう。
奥からこんな写真を出して見せてくれました。

昔のこのお店の前で撮ったメインストリートの写真でした。



とっても元気でステキな「長尾さん」というおばあさん、
私もこんな風に歳を取りたいって思いました。



そして、いよいよバス停で帰りのバスを待っていたら・・・

ベンチに腰掛けていた1人の「大塚さん」というおばあさん、
「バスが来たら手を挙げないと通り過ぎちゃうからね」
って教えてくれました。

っていうか、始発なのに?通り過ぎるって・・・笑
しかもこんなど田舎で通り過ぎられちゃった日には・・・
どうやって帰れば良いやら・・・途方に暮れます。


で・・・又、このおばあちゃんと話が弾んでいる内に
バスが来て、お礼を言ってお別れに・・・



で、このおばあちゃん達、後日談が・・・


自宅に帰ってから・・・
旅行を思い出しながら貰った数枚のパンフレットを見て分かったんですが・・・


ベンガラ製造で成功したこの町の有力者に昔、
名字帯刀が許されるようになったそうです。


そのお家が・・・

先程の「片岡家」、
「八つ墓村」の「広兼家」。
「長尾家」、喫茶店のおばあさんち。
「大塚家」、バス停のおばあさんち。

4件のこの町の代表的な名家の内の
2名の子孫の方に偶然出会ってお話が出来たのです。
(1件は元々離れた所の所在ですからね)


これは何というラッキーな偶然だったのでしょう!


帰ってから、
もう1回1人盛り上がっていたことは言うまでもありません^^;



さあ皆さん、のんびり観光には持ってこいのこの吹屋。
一度行ってみられては?
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