ポルトガルの空の下1(旅の神様に救われる2)
ポルトガルから帰って来てから5日経ちました。
既に仕事を再開してますし・・・
あちらで太ってしまった身体を引き締めようと帰国後直ぐにジムに行こうと思っていたのに・・・
旅行疲れでしょうね。
お休みの日は寝たきり状態になってしまっていたりと・・・
帰国後まだ5日とは思えないほど忙しかったり色んなシーンが既に始まっています。
早く旅行記を書きたいと思いながら、ブログの構成を考えたり写真のチェックや選択に取りかかれておらずにいます。
が、忘れない内に書いておきたいことから書き始めてみることにします。
タイトルにもあるように旅行中に旅の神様に助けられたというエピソードのno.2です。
いきなりなんですが、帰国の時のことです。
前回のブログでポルトガルからパリに寄って、パリから帰国便に乗ったことを書きました。
涼しい顔して鶴のマークの羽根に乗ったみたいな風に見えたと思いますが、そこまでが大変だったんです。
最終日にパリで1日観光を入れていました。
20:30発の帰国便まで朝から遊べた訳です。
何時頃観光を切り上げて帰路に向かう予定を立てたかと言いますと・・・
17:00 ホテルに戻って預けていた荷物をピック。
17:10過ぎ ホテルから歩いてすぐのオペラガルニエ発、空港行きのロワシーバス停に到着。
15分おきのバスに乗る。
バスはCDG空港まで60分。
ですが、パリは渋滞気味のことが多い。
特に混み合い易い夕方は、多めに時間がかかる可能性を考えて90分くらい。
遅くとも17:30くらいにはバスに乗れて、たとえ90分かかっても19:00には空港に到着して、departureの1時間前までに済ませなければならないチェックインは出来るでしょう。
という予定でした。
そもそもこの予定が結構ゆっくりめのスケジュール組みではありますけどね。
で、実際は観光を終えてホテルに戻るのが少し遅れてしまい、出発のバス停に着いたのが17:30頃でした。
それでも15分おきにちゃんとバスが来てくれさえすれば、たとえ90分乗っていなくてはならなかったとしてもギリギリでも間に合う訳です。
だって17:30の時点でdepartureのちょうど3時間前ですからね。
それが待てど暮らせどバスが来なくて、実際にバスが来て発車したのが18:00。
予想通りきちんと渋滞にはまって到着までほぼ90分かかりました。
バスがターミナルに到着した時点ですでに19:29。
チェックイン締め切りの1分前でした。
バスを飛び降りてから、右手で17kgの二輪のスーツケースを引きずり、左の肩には5kgのお土産の入った持ち込み荷物を掛けて、ターミナル内を猛ダッシュしました。
着ていたカーディガンが片方の肩から脱げてずり下がっているのが分かっていましたが、直す瞬間さえありませんでした。
ちょうど同じバスから降りた急ぐ数人がひと塊りになって、ターミナル内をエスクキューズミー‼︎と叫びながら必死の形相で猛ダッシュしていたので、周囲の人たちみんなびっくりして避けてくれていました。
みんなで渡れば怖くない・・・心理で走り続けたんですが、バス停とJALのカウンターの位置関係はターミナルの端と端くらいの離れようでした。
一緒に走っていたグループのひと塊りは、一人抜け二人抜けし・・・
最後には私一人になっていました。
それでもエスクキューズミー‼︎と叫びながら脱げかけたカーディガンを引っ掛けて必死の形相で走り続けました。
もうバスを降りる前から一つのミスも許されない状況でしたからね。
降りるターミナルを間違えてしまったら、もう一貫の終わり。
降りてから航空会社・便別のチェックインカウンターの番号の記載されている案内板を確認する暇なんてありませんでした。
飛び降りてからひたすら走るのみ!
だけどJALのカウンターはどこだか分からない。
人混みの中、JALのカウンターを見過ごしてしまわないようにそれこそ血眼で走りましたよ。
息も絶え絶えでターミナルの真ん中くらいまで走ったところのエールフランスのスタッフにJALはどこ?って聞いたら、まだ向こうとのこと。
ひとまずここまでは見過ごしたりして間違ってはいなかったことに安心するとともにもうひとっ走りしなければいけないことにゾッとしながら、更に加速しました(^^;;
とうとうと言うかようやく見えたJALのカウンターに文字通り滑り込みました。
走った距離、数字で言うことが出来ませんけどね、距離感としては、羽田の第一とか第二あたりの国内線ターミナルの端から端くらいはあったと思います。
間違いなく(^^;;
小さい地方空港のターミナルならば何往復したか分からないくらいですよ。
ハアハア言いながら、空いたカウンターに滑り込んだ時には、恐らくチェックイン締め切りを1~2分過ぎていたのではないかと思います。
フランス人女性スタッフでしたが、私の様子を見て、大丈夫ですよと言って手続きをしてくれ、後はスムーズに出発ゲートまで進むことが出来て事なきを得ました。
チェックイン時間というのは、正確な時間に締め切られるのかどうかは知りませんし、ケースは違いますがチェックインを済ませながら出発ゲートに間に合わなくて乗れなかった知り合いを知ってるんですよ、私。
なので、ケースは違えど乗せないときは本気で乗せないのでかなり焦りましたね。
特にJALは、出発時間の正確さを自慢としているので、少しでも遅れる事には容赦ないんじゃないかと思っていましたから。
ですが、何とか乗る事が出来て本当に良かったです。
後で落ち着いて考えたら、これも旅の神様のおかげではないかと思えたのです。
その後、出発ゲートに着くまでは焦ってしまっていて、買いたかったジャムのお土産を買うことをすっかり忘れて突進しましたが、着いてしまえばエスプレッソ飲んだり、歯磨きしたりの余裕^ ^の行動。
それにしても旅の最後の最後にあんな危機的状況を迎え、全く酷い格好と形相で世界に冠たるパリの空港を駆けずり回って恥を晒すとは・・・
いくら旅の恥はかき捨てとはいえ、EkaterinaYoghurt 酷いもんです(^^;;
そうそう、旅の神様のお陰といえば、今回は日本を出る時に寒いような気がして空港でユニクロに寄って何となくヒートテックを上下買って飛行機に乗り込んだのですが、これが大正解でした^ ^
ヒートテックが無ければ、飛行機の中の寒さとか、ポルトガルも行ってみたら寒いことが何回かありまして、あんまり防寒具って持って行っていなかったので、とても困っていたと思います。
それでもまだ現地で防寒具を買ったくらいです。
なのでヒートテック大活躍でした。
このように今回の旅は、何となくの行動が、結局良かったということが多くて、何か見守ってくれている神様にでも助けられたような気がしたことが多かったんです。
そういえばポルトのホテルも当初予約していたホテルから出発の直前になって連絡が来ました。
少し前に火事になったから宿泊の受け入れが出来なくなったとのことでした。
え~⁈っと思ったけど、よくぞ滞在中のことでなくて良かったとやっぱり何か神様のようなものに見守っていただけているような気がした件があったのですよ。
結局、ホテルを取り直したのですが、まあまあ良いんじゃない?と思えるホテルが直前で取れたので、これもラッキーだったと思います。
ということで、何だかアホでオメデタイ内容の羅列になってしまったかもしれませんが、旅行全体を通してちょっとした危機はありながら何とか無事に過ごせましたというお話でした。
- 関連記事
-
- ポルトガルの空の下3(リスボン:サン・ドミンゴ教会)
- ポルトガルの空の下2(旅の始まりと行程)
- ポルトガルの空の下1(旅の神様に救われる2)
- 旅が素敵過ぎて詩人に^ ^
- ポルト、楽しい街歩き♪